
久しぶりに行った河川環境楽園のアクアトトで開催されていたのが金魚企画。ここらへんだと弥冨が1大産地となっていますがまさに夏の風物詩です。
弥冨が産地として発展したのは東海道を旅する金魚業者が弥冨の池で休ませたのが起源だとされていますが…そもそも江戸時代はガラス容器は無かったので上見(うわみ)と言って上から見るのがメイン。今のように横に見るようになった横見(よこみ)は明治時代からで尾びれなどが華やかな金魚もより価値がつくようになってきたようです。
体色は3種類の色素細胞(黒色素胞、黄色素胞、 虹色素胞)の組み合わせによって決定され、素赤:全体が赤一色のもの。更紗;赤と白のまだら模様のもの。 キャリコ:赤、黒、白のまだら模様のもの。 全透明鱗:虹色素胞がなく、鱗が透けて地肌が見えるもの。 モザイク:透明鱗部分的に透明鱗を持ち、残りの跡が輝い 見えるもの…などの種類あり。品種や体色の組み合わせによって、「銀」 「メタリック」「桜」などが名前に入ってきますがそれにしてもこれだけ種類あるのは植物でいうとバラみたいな存在と考えても良いのかもしれません。 ちょっと前には弥冨で新種=サクラチョウテンガンが生まれたというはなしもあり、まだまだ進化は続けるようです。
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