日本人も含めての外国人には、まだまだ中国はなんでもとても安い国だと
思っている人が多いですね。
しかし、、、実際は、もう安い国ではないです。
市場は大きいので安物から高級品までいろいろありますが、、
生産してもらう工場や作業場として考えると全然安くないですよね。
先日も、あるレストラン経営者の方がこられて、、、
レストランの店員さんの制服を20枚ずつ作りたいとサンプルを送ってこられました。
(商売にはならないので、ボランティアです)
綿100%の生地で、胸にはお店の名前など刺繍入りで。
布市場に出向いて交渉するのですが、300元(=3900円)弱。
250元位が最安値でした。国際電話して確認すると100元位で作りたいとのこと。
(=1300円)
うーん、、それじゃ布代にもならないと思うんですが・・・
その社長さんの友人の富裕層の方にも相談したのですが(彼女はアパレル関係)
それくらいの値段が妥当だと思うとのこと。彼女曰くも、今はもう中国はそんなに安くない。
人件費、生地代、考えるとそれくらいの値段になるし、その上出来上がった品質は日本には
到底及ばない。。そうやって間に入る人がいたら全く手間賃は出ないし。
しかし、仕方ないので最後もう一度布市場に行って、、、合繊で似たような生地を見つけて
交渉するも最低で180元。。再度国際電話して150-180元で可能か確認するのですが
NG
それなら日本で既製品買っても同じような値段だから、それなら要らないと。。
うーん、そうですね。同じような値段なら絶対日本の品質の方がよいので私も
その方がよいと思いました。
(だって、中国で作ったら、何度か洗濯したらきっと破れてくるもん)
そういう認識ってなかなか変わらないんですよね。。。難しい。。