今回2014年フィギュアスケートの世界選手権がさいたまスーパーアリーナで開催され、、
ソチで残念だった浅田真央選手が見事な滑りで優勝を飾りました。
はい、もちろん単に真央ちゃんおめでとう~ってだけじゃなくて、、それについて
なぜか結構中国のコメント、、見方が目についたのでちょっとご紹介しておきます。
まずは、いろんなところでも取り上げられているようですが、日本の観客の礼儀正しさと
熱心さ。。
例えば、日本の観客は全ての国旗を揃えて応援していた、、とか、
全ての選手に同じように拍手を送っていたとか、、とても礼儀正しいってのがすごーく中国でも
取り上げられていましたね。あ、あと、カメラワーク、映像が素晴らしいってのもありました。
私は中国の放送、それもCCTV(中央放送)で日本で開かれている世界選手権を観戦していました。
多分その時の解説者はソチ五輪のフィギュアスケートの解説者と同じです。(同じ声)
いろいろな選手が滑っているのですが、、その途中での解説者の言葉;
「日本の観客は全ての選手に拍手を送って暖かく応援している、こんな中で滑るのは選手としても
とても嬉しいでしょう、私は嬉しいですよ」
「ライバルの選手にもきちんと拍手を送って、日本の観客は欧米の観客のようにライバルの
選手だからとブーイングしたりしません。日本の観客は礼儀正しくて熱心です」
フランスのペアの選手のインタビュー
「日本の観客は大好きです。日本で演技が出来て嬉しいです、え?上海で? ええ、チャンスがあれば
参加出来たら嬉しいですね」(来年は上海で開かれるので)
※これはこういうコメントをそのまま放映していたのでちょっと驚きました。
この解説者自身が多分フィギュアスケートをとても愛していて、公平な見方で伝えようという
姿勢が感じられていつも感動させされます。
そこで思い出しました。。。そう、ソチの浅田真央選手のフリーで高得点を出した滑りの時の
彼女の絶叫系の解説・・・
ということで、せっかくネット接続テレビが来たので、ソチ五輪を探して見てみました。。
ありました、ありました。。
やっぱり、、、、彼女の解説を
「初めてジュニアでトリプルアクセルを成功させた選手であり、初めて1つの試合で3回のトリプルアクセルを決めた選手」
「浅田はずっとこの高難度のジャンプをあきらめなかった。今日、彼女は戻ってきた。すごいことだ。こんなに難しいジャンプを、彼女はあきらめなかった」
そして浅田選手が涙を流しながら退場するシーンでは、、 「ああ、、浅田真央が泣いています。。
私まで涙が、、、」と
そう、私はこの最後の「私まで涙が、、、」というセリフだけ聞けて、、、
え?!まさか?中国の解説者が日本人の演技で涙!?とびっくりしたのでした。
だから信じられなくて。。しかしやっと確認することが出来ました。なんと・・・
スポーツの世界では国境はないのだなぁ。。とつくづく感じさせられた感動でした。
ちなみに、浅田真央選手は中国で結構人気あるようです。
(少なくても韓国選手よりは愛されてる感じ)
不思議ですけど、、私なりに分析したところによると、、つまりフィギュアスケートなどを観戦するのは
文化レベルが中より上の人で。。(実際ソチ五輪開催中、周りの中国人の人に聞いたけど
ほとんど見てる人はいなかった)
そういう人達は世界のレベルもそれなりにわかっていて、、カメラワークがいいってことまで
感じることが出来るなんて、、、それこそかなりのレベルですよね(^v^)
なので、このような解説者も成り立つし、浅田真央が好きだってコメントも多く寄せられるのでしょうかね。
しかし、このような人々は13億のうちの。。。きっと1/10位かもしれませんね。
私はそれでもこういう中国人の人もいるんだって思うと少し嬉しいし、ほっとします。