hum

日常で思いついたことを書き綴る。

美しさが眠る暗い森

2014-07-17 20:49:00 | Weblog
雨。

誰かを探し求める右手がたまたま僕に触れただけ。たかだかその程度だけど、これも奇跡的だと感じる心がざわめいた。

嘲笑に晒されて、そんな中で影だけを見て進む。場所なんて知らないと匙を投げて、いつかはこのまま闇の果てに沈んでしまうんだろう。

その時はこの右手を離すとき。
それだけは覚えておくよ。