
月日が流れるのは、早いですね。

花屋で売られているバラの花

綺麗ですよね


バラの花を好きな人は多いと思います。
何気なく買われているバラの花。
そのバラの花がどのように育てられているかご存知でしょうか?
そのほとんどは、発展途上国で、作られています。
その国では、貴重な湖の水をバラの生育の為に使用し、農薬を含む水を湖に流し汚染しています。
バラ園にあつまる労働者をターゲットに、湖で漁師が魚を取っています。
しかしながら、このままでは、湖の生態系が崩れ、湖から恵みを受けることができなくなります。
自然は、お金を払わなくても、恵みを私たちにもたらしてくれます。
そのため、私たちは自然はタダであると勘違いし、使いたい放題使えばいいと思っています。
もしくは、そうは思ってなくては、目先のお金という欲求に負けてしまいます。
もちろん、発展途上国でバラを栽培することで、その土地に貨幣がおち、豊かな(物質的に)生活ができています。
豊かな生活を送る権利は世界中の人々が平等にあります。
そのため、産業自体は否定する気はありません。
地球上の人間は皆、目の前に見えていない部分のことも考えていかなくてはいけない時代になっています。
そのような社会にするためには何が必要でしょうか?
私は教育だと思います。
コスタリカでは、前は森林を切り開いてまでコーヒー農園にしていましたが、
政府が政策転換で、自然保護こそが国益の上昇になると考え、国土の1/4を自然保護区域にしました。
生物の研究を進め、特許をとり、その収益の50%の金額を国に納め、その資金を自然保護に回しているそうです。
また、観光にも力をいれており、エコツアー等を開催しています。
教育にも力を入れており、徹底した環境教育を行っています。
そのため、自然ガイドになることを将来の夢にしている子供もいます。
コスタリカは生物種数が豊かで、固有種もたくさんいるので、可能になった政策ではありますが、学ぶべきところはあります。
NHKビデオの“地球白書4 大いなる自然の恵み”を見た感想です。