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我孫子 武丸 著者の
殺戮にいたる病 を読みました。
シリアルキラーと呼ばれる病的殺人犯は存在するようですが、気持ちを汲むのは難しく、多分、この先、心境を理解することはできないと思います。
ただ、シリアルキラーも望んでいる訳ではなく、歪んだ精神から、社会でいわれてるところの常識・モラルから全く外れた価値観から行為を及んでいるような気もしました。
本人としては、悪意だけからでは無いので、余計怖いなと感じました。
そのような価値観は、どうやって形成されるのでしょうか。
------本の概要--------
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 (講談社文庫)
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