いざ、冬の湯治場へ♨️吹雪の草津白根山⛰️53座目:2022年12月

12月に入り冬も本番だ・・・

仕事が立て込んでいて登れない日が続く・・・相棒もぎっくり腰になってしまった為、労をねぎらう意味も込めて草津温泉へ♨️温泉の近くには草津白根山という立派な山もあるため、こそっと山登りもする事に⛰️もちろん自己責任で・・・

天気予報では、本日12月14日は典型的な冬型の気圧配置としきりにニュースで言っている。荒れる予報・・・いつもはこんな天候だと見合せるのだが、宿を予約している都合上、山も行けるところまで、目指すことに・・・

テンクラの予報は、直前に近くなるごとに悪化の予報・・・今も雪が舞っている❄️

たまに、ではあるが。雲を通して時折、太陽の周りが明るくなる・・・

本日は、風がかなり強い予報だ。上空では、風の音が響く・・・今は、樹林帯で守られているが、稜線にでたら、きっと風と雪で吹雪だろう・・・

天気が悪ければ、見合せる勇気も必要だが・・・気持ちが勝るとついつい登ってしまう・・・このクセ直さなくては💧

本日の登山者は、結果我々だけだった・・・良く言えば貸切だが、アクシデントがあれば、誰もいない・・・確実に生きて帰らねば・・・

太陽が出そうで出ないなぁ・・・

ほどなくして、稜線の手前まで到着。樹林帯もここまで。ここで風対策の為、ゴーグルにバラクラバを装着します🎭️

木が無くなり、風が一気に強くなる。今日の予報は、風速18m～22m。突風に注意しながら、前進します・・・

温泉。食事。観光。楽しい事を考えながら進みます・・・

やらかしちゃったかなぁと💦撤退するか、かなり迷う状況です・・・

撤退しないですんだのは、崖のトラバースや岩場等の危ない箇所が無いため、多少風で煽られても、広い道が多かったこともあり、助かりました・・・

飲み物はアクエリアスにしたのだが、氷始めている・・・これからはホットだな♨️

山頂直下は道が無いため、藪・・・いや松こぎです💦

冬でなければ、もっと大変だったろうなぁ・・・

そしてジャングルを抜け、草津白根山こと本白根山登頂です🎵

山頂からの眺望です・・・もちろん、見えません❗

山頂付近はまだ木があり風が防げたが、帰りの方が、風と雪が強くなってきた💦ヤバい、帰れるのかと、不安になる・・・

風で登った時のトレースが消えていくが、道が分かりやすく、鮮明なところは安心できた・・・

景色は相変わらず、望めません。今日は諦めよう・・・

山頂を見ながら、樹林帯へと足を早めます・・・

なかなかハードな山行になってしまったなぁと反省・・・

吹雪で時折、風が強く。耐風姿勢でしのぐ。幸いなのは、危ない箇所がほとんど無かったことだ・・・

久しぶりの登山。なかなかの気候でしたが、雪山へのウォーミングアップとしては、ちょうど良い山旅でした🎵

行きも帰りも車は一台。我々のみです・・・

温泉に入りに行こう・・・

ホテルにチェックインし湯畑に到着🎵雪も止んで明日は観光を楽しもう🎵

復帰戦を終え、お疲れさん会をささやかながら・・・

夜は再び湯畑へ・・・

次の日は、浅間山を望みながら、のんびり観光🎵いつかは登りたいな・・・

燃える大地🔥空木岳⛰️52座目2022年11月

今回、登る予定の空木岳・・・

その途中にある空木平避難小屋にでるという噂がある👂️

ラップ音・・・

足音・・・

壁を叩く音・・・

等々これは現在の避難小屋が建て替えられる前の諸々の出来事が由縁しているらしい・・・

そして・・・

我々の目的はあくまで空木岳登頂だが、導かれるように山小屋へと向かうことに・・・

とりあえず、相棒にはこの事は黙っておこう・・・

本日の登山は晴天だ☀️

池山尾根より山頂を目指します🎵

山はうっすらと雪化粧❄️

水場も凍っております⛄

ちなみにこの時はマイナス6度でした❄️

ここでおやつタイム🍡

本日は水や食料を大量に持っているためペースが上がりません💦少しでもこまめに食べて軽くします🎵

その後、カモシカさん発見🎵

私たちと同じで、食べることに夢中でした🍴

その後は緩やかな登りが続きます。荷物が重い状況では、非常にありがたい・・・

しかし、標高差約1800mの空木岳。途中には急な所もあります💦こんな時は、夜ご飯の事を考えながら登ります・・・


太っているわけではありません・・・狭いのです❗

道中では、ヤセ尾根やら鎖場やらも越えて行きます・・・

この辺りはどうやら、大地獄、小地獄と呼ばれるところらしい・・・ここが空木岳の一番の難所の様です・・・

トラバースも多々あり慎重に乗り越えます・・・

本日の天気予報は晴れのはずなのですが、少しずつ雲が増えてゆき時折、雪が舞いおちてきます・・・

ちなみに気温はぐんぐん下がり、マイナス14度を記録。明け方には、マイナス17度となっておりました💦11月に予期せぬ冬山の洗礼を受けます・・・

それでも何かに導かれるように山の奥へと歩みを止めません・・・

そして、空木平避難小屋へ到着・・・ひとまずは、ゆっくりすることができます・・・

頂上付近はガスに覆われております・・・本日中に登る予定でしたが、今日はやめ、明日にかけることにします・・・

山の反対側は晴れているのになぁ・・・

そんな時は、早めのご飯😋寒い日にはやはりおでん🍢山で過ごすことは、携帯の電波も無く不便だが、話しをしたりしてのんびり過ごすことができる。我々にとって至福の一時です🎵

話しをしているうちに時刻は20時。今日の山小屋は、他に誰もいなく貸切だ。明日も早いからと寝ることに。しかし、夜にかけて風が強くなってきた。トタンか何かは分からないが、建物に何かが当たる音がやまない・・・いつもは疲れてすぐ寝れるはずが、なかなか寝付けない。そして、22時、23時と時間が過ぎていく。相棒もあまり眠れないようだ。時折、建物をノックするような「コン、コン、コン」と言う音や外トイレの金属の階段を上がるような音がする。たぶん、風が強いせいだとは思うが・・・それに、私は何かいるとか、そんなものは分からない。ただ、この風で明日登れるのか、それだけが心配だ。また、それ以上に山小屋がここにあることが有り難かった。もしなければ、私たちは、暴風に晒され凍死していただろう・・・そして、朝が来た・・・

翌朝☀️素晴らしい朝を迎えた・・・何とか、凍死せずにすんだ・・・いや、そこではない。風も雲もなく快晴だ。そして絶好の登山日和だ⛰️

相棒も起きてきた・・・寝起きがあまり良くない。まぁ、いつものことかなとも思ったが・・・

相棒曰く。１晩中、何かの気配を感じていたらしい。今まで、たくさんの山で寝泊まりしてきたが、こんな感じは初めてだと。また、おでんを食べている時に窓の外にヘッドライトの明かりが見えたが足音はしなかったらしい・・・その時は怖くて話せなかったと。。。

とにもかくにも、頂上を目指そうと・・・

昨晩の風では、半分諦めていただけにテンションは上がります🎵

新雪の上には動物の足跡🐾

紅く燃える大地🎵

この様な景色が見れるから、やっぱり山に来るのが好きなんだなぁ～と感じます・・・

そして、空木岳を紅く染めます・・・空木モルゲンです☀️

我々のモットーとして冬山では、決して無理をしない。夏山と違い、道端で野宿も出来ないし、天気の急変によっては、危ないこともあります。風が強かったり、雲が黒かったりすれば、それは我々にとって撤退の判断基準です・・・

それが、どうでしょう。昨晩と比べ申し分のない天気です🎵思わず、山の神様ありがとーと叫んでしまいます・・・

太陽に照らされ、季節の移り変わりを感じながら、頂上を目指します・・・

鳥・・・になっているのでは、ないそうです。「T」をしているとのことです・・・

木曽駒方面への稜線は、雪がありません。縦走も考えていたのですが、雪が心配だったので見合わせたましたが・・・ちょっともったいなかったかなぁ～と少し後悔。だが、相棒からまた来れるよ。と言われ気持ちを切り替えることが、出来ました・・・

山頂が見えてきました🎵

がんばれ❗頂上まで後少しだ❗

空木岳登頂です🎵御嶽山をバックに📸昨日の嵐で諦めかけていただけに最高です🎵🎵

そして、頂上からは・・・

宝剣岳や中央アルプス主稜線

南駒ヶ岳

駒石や駒峰ヒュッテ

御嶽山


乗鞍岳を始めとする北アルプスの面々


南アルプス、そしてその奥に親しみを込め、無事山🗻

どれをとっても素晴らしい🎵
山のオールスターです🎵

そして先駆者の足跡に触れます🎵

その後、無事に山小屋まで戻ってきました🏠️

荷物を拾って、山小屋に感謝して、下山します・・・

再び、難所を通過し、山の麓まで・・・

本日は、誰も登って来ません。百名山を登っていると大概、1組、2組位は出会うものですが・・・静かな山です・・・

昨日、見たときよりも氷柱が出来上がっております😆

そして、無事に下山🎵空木岳はとても懐が大きく、暖かく見守ってくれてる感じがした山旅でした🎵

帰りには、まだまだ紅葉があるんだなぁと見とれながら・・・🍁