日本百名山制覇を目指します❗

相棒と巡る旅・・・

南アルプス最深部🌍️人力の悪沢岳⛰️2023年10月70座目

2023-10-26 08:04:02 | 日記
秋のシーズン到来中です❗一瞬で終わっちゃいますけど😅登山に向けて日々筋トレのイメージトレーニングを行っております😆さてそんな私たちにも今年の目標としてきた山がありました。日程的にも体力的にも大変な赤石岳・悪沢岳周回で登ることです。それは我々にとって念願です。しかも山小屋は終了。バスを使うには椹島ロッジに泊まらなくてはいけないのですが、工程的にも休み的にもそんな余裕はありません😱なので、林道の約16kmの道のりを徒歩で向かう計画をたてました。


1日目は朝の5時にスタート。今回の計画は
1日目:畑薙第一ダム→椹島→千枚小屋
2日目:千枚小屋→悪沢岳→赤石岳→赤石小屋
3日目赤石小屋→椹島→畑薙第一ダムへの
周回コースです。


予定では3日間とも晴天の予報で登山日和となりそうです🎵

まずは約16kmの林道を5時間かけて歩きます。その後、プラス約5時間かけて登山道を登ります。食材などを担いで登るため、体力もかなり必要とします。

しかし、2泊以上山で過ごすのは屋久島以来ですので、思う存分楽しみましょう。

ですが、この林道中々きつい💦やはり自転車を持ってくれば良かったかなぁとかなり後悔。

ようやく椹島ロッジにつき。少し休憩した後は、もう少し林道を歩きます。

そして橋を越えればいよいよ山道です。ちなみにこの橋、なかなかのスリルがありました。

いきなり急登がお出迎え。荷物が重いためコースタイムを中々捲れない💦とりあえずは怪我をしないよう焦らず行こうと決めます。

途中、高くそびえる鉄塔下を潜ります。休憩適地です。

広々とした森は南アルプスの特徴の一つです。山もダイナミック🎵

ミズナラの大木。ちなみに悪沢岳は東岳とも呼ばれ、他に中岳、前岳があり、その三座を総称して荒川三山と呼ばれております。

結局この日は荷物が重たく。休憩も増え徐々に予定時刻よりも遅くなり。日没後に千枚小屋へ。間に合わなかった💦


それでも何とか、18時少し前に山小屋へ到着。冬季小屋を覗いて見ると、先客はおりましたが、まだ少しのスペースが🎵テントを張る気力がなかったため、こちらをお借りして本日は就寝😪
※水場はすぐ近くにあり、じゃんじゃん出てます。

[2日目]
赤石岳。本日は待ちに待った稜線歩き❗まずは千枚岳から丸山を通過し悪沢岳へ❗そして中岳、前岳の荒川三山を巡り、最後は赤石岳を目指します⛰️


まずは1時間ほど歩き千枚岳へ。今回の最初のピークです。

この稜線ではほとんどの場所から富士山を望めます。よっ!日本一!


程なくして太陽が上がってきました。


悪沢岳が紅く照らされます。今回の我々の失敗は荷物の多さだ。山の事故のニュース等を聞き、念入りの服装。そして雪があるかもとチェーンの他に気の早いアイゼンまで。ましてや久しぶりの自炊のため、食材やら鉄板やらと💧

ただ重たくても。きっとこの稜線は一生に何度も登れないかもしれない。もしくは今回が最初で最後かも知れない。悔いのないように、そして怪我のないように楽しみ。山旅を満喫しようと二人で決めます。

秋も終わりかけ雪がちらつく頃には活気も落ち着き人もまばらで、とても静かです。

近いようで遠かった赤石岳。地道に歩き一つずつピークを超えて行きます。

その一つ丸山に到着。次はいよいよ奥に見えている悪沢岳だ。

荒川三山は全て3000m峰まずはその最高峰に。目の前だ。

とても歩きごたえのある山です。南アルプスの山塊とよく耳にしますが、来るとよく分かります。


度々、景色が良い所を見つけてはそれを理由に休憩します。そして気がつけばあっという間に時間が経過していた💦今日もナイトハイクの覚悟をします。

それも楽しみながら、山ざんまい🎵


そして悪沢岳登頂🎵記念すべき70座目❗冬季小屋で親切にして頂けた方にここでも甘え、撮影して頂きました🎵ありがとうございます😌


そしてここでも写真撮ったり、眺めたり、話してたりと時間が経つのは早いものです。


そして我々の旅はまだまだ続く。この後は荒川三山の残り二座と赤石岳を目指します。






秋の始まり🍁山粧う大朝日岳⛰️69座2023.10

2023-10-22 08:06:02 | 日記
本当は1泊でのんびり周回しようと考えていた。しかし、この季節の天気予報はよく変わる。前日に2日目が大荒れの予報に変わった。。。仕方ないので日帰りピストンに計画を変更し山に向かった。

今は朝の5時ですが、明るくなるのが遅くなったと実感します。

本日も晴れの予報から直前の予報は午前中、小雨に変わっていた。

まあ、折角来たのだし、もうちょっと行ってみよう。

最初のピーク古寺山です。ここに来るまでに何度かまとまった雨を浴びます。

ちなみに左側が小朝日岳。右奥が大朝日岳です。
ここでどうするか相談をしますが、とりあえず小朝日岳まで行ってみようと話がまとまります。

稜線上は紅葉が始まっています。山の宝石です。

うちの相方は何か見つけたのでしょうか。ここは釣り禁止ですよぉ~。

小朝日岳が近くなってきました。あわせて雨も止んできました。

色とりどりの草木を楽しみながら登って行きます。急登も少なくなだらかな山容です。

小朝日岳登頂です。雨も止んで、晴れ間も少しずつ見えて来たので、ここで大朝日岳を目指すことにします。

ここからは大朝日岳が良く見えます。

紅葉を見るタイミングて難しいなぁ、と毎年思います。


紅葉全開には少し早めですが、見れて感激です🎵

見晴らしの良い稜線に雨も止み。後はワクワク感だけです🎵

景色に心を奪われ足を止めることもしばしば。


最初は雨でテンション低めでしたが、楽しすぎてテンションは急上昇です。

相方もその様で、不思議な動作をする事もしばしば。


平日ということもあり人はそんなに多くない印象です。

結果論でしたが、次の日は結局相当荒れたらしい。強風と初雪が降ったとの事。

まぁとりあえずは、折角来たのだから、今日1日を楽しもう🎵

この長い稜線はとてもお手軽に来れ、尚且つ、見晴らしも素晴らしい!このような山には何度も登りたくなります。


右の尾根から山頂へと登って行きます。

大朝日岳は朝日連峰の最高峰です。大きな山容です。

多少の風はありますが、服を着込むとちょうど良い🎵風を心地よく感じることができます。

本当は朝日岳なので、1泊して朝日を見たかったのだが、綺麗な紅葉がとても美しく。日帰りでもとても楽しい登山です。

この道は戦国時代より使われ、馬等も通っていたと聞く。歴史を感じることができとても感慨深くなります。

道も整備されていて、とても歩きやすい🎵

山小屋が見えてきました。ここまでくれば山頂は後少し。


ここで少し休憩していきます。

まずは登山の安全を祈願して。

山頂へ。山小屋から山頂へはすぐです。

そして大朝日岳登頂です。69座目❗


しばし頂上からの景色を楽しみます。

歩いてきた稜線です。動物の背中の様です。

吾妻連峰と右にちょこっと磐梯山。

いつかは行きたい飯豊山。


奥に岩手山等たくさんの山々が、顔を覗かせます。

この景色に酔いしれて、寝てしまったのでしょうか。

そして素晴らしい太陽も。

ついつい長居をしてしまいます。が、そろそろ帰路に。

下山時こそ気を付けながら。


時折、空に向かって何か言ってます。

バイバーイ👋と手を振ります。

秋は気候次第で大きく山のリスクは変わりますが、天気が良いととても楽しく山の表情を楽しむことができます。

この景色はプライスレス🎵


言うこと無しの晴天になり気分爽快です。


最後に大朝日岳を見納めで。

帰りも楽しい縦走路🎵


太陽がでている時間は決まっているので、名残惜しくも少しずつですが、下山します。

小朝日岳の目の前までやって来ました。


小朝日岳への分岐に到着しました。ここで劇登りを登るかトラバースするか相談しようとしますが、急登を迂回する道がいいと道標にしがみつく相方。トラバースから下山しました。

巻き道も終わり再び稜線へ。

だいぶ戻ってきました。見晴らしが良いのもここで最後。しっかりと目に焼き付けます。

改めてとても楽しい山旅です。

歩き疲れて道標でひと休み。

それでも歩かないと下山できないので、てくてく歩きます。

途中のブナとヒメコマツが合体した合体の樹でもひと休み


そして橋を越え無事に下山。とても楽しく素晴らしい山行になりました。











北の国から愛を込めて💖黒部五郎岳⛰️68座目2023.9月

2023-10-02 22:17:44 | 日記
今年の夏。富良野へ旅行に行った際に五郎さんの家を見てきた。今まで興味がなかったのだが、昔ドラマでやっていた「北の国から」を見てみようかなぁと思い。帰ってきた後、少しずつシリーズを見ていった。これがかなり面白い!そして、すべて見終わった後に、北の国からロスになった。ただ名前が似ている。。。それだけだったが、縁を感じ、板違いへ⛰️
小降りの雨。本日は特段急ぐ必要もないのだが、朝の5時に飛越トンネルからスタートです。

少し歩くと空が明るくなってきました。今日は降ったり止んだりみたいな天気予報ですが、好転することを祈っての登山です。


途中、雲に太陽が当たり、空一面が紫色に染まる幻想的な瞬間を体験しました。

長い道のりですので、焦らずのんびりと🎵

時折、木々の隙間から、景色を楽しみながら登ります。

鏡池平。ここで身だしなみを整えます。

すぐに現れるのは寺地山。まずは最初のピークで📸

雲海の川を渡ります。

雲海の川の中です。まぁまぁ濡れました💧

池塘も出現。個人的にはこのような雰囲気とても好きです🎵


雨は止んだ。そして歩こう。五郎の頂へ。


色づきが秋の始まりを感じさせます。

登山道は、凄まじい急登はほとんどなく。比較的、なだらかです。

拝啓、五郎さん。今会いに行きます。


しかし、そう簡単に着くものではありません。地道に一歩一歩進みます。

空が近くなってきた。もうすぐ分岐でしょうか。

稜線へやって来ました🎵

景色が一気に変わりました🎵

有峰湖も見えます。

右に行くとゴローさんですが、今日は左へ。かなり早めに出たので午前中には太郎平小屋へ到着できそうです。

ついたら、のんびりして昼寝をしよう😪


ですが、景色が素晴らしすぎて中々進まず。


景色にみとれます。少しずつ始まっている草紅葉が秋の訪れを感じさせます。

先日登った薬師岳です。なだらかですが、堂々とした出立ちです。

水晶岳や。


赤牛岳など。

素晴らしい山々が望める稜線を歩きます

意外と人に出会わず。聞こえるのは、鳥の鳴き声と風の音だけです。

薬師岳がだいぶ近くなってきた。山小屋へはもう少しだろう。


山荘直前にある太郎山にて📸


そして太郎平小屋へ。のんびりしよう。

受付を済まし。お昼ご飯🍜山で食べるラーメンは最高でした🎵他の方がラーメン食べているのを見て、我々もラーメンを食べ。また、我々のことを見てラーメンを食べる方がいた。ラーメンの連鎖がありました😋

ご飯を食べた後は少し昼寝をしてのんびり過ごします🎵

とりあえず記念に📸

今日も1日が終わろうとしてます。


翌朝☀️日の出を北ノ俣岳から見ようと朝の4時に出発です🎵

山から見える町の灯が、まるで宝石です。

歩いていくと少しずつ明るくなってくる。


そして幻想的な光の帯が現れてきました。


日の出に間に合うように先を急ぎます。

何とか太陽が上がる前に北ノ俣岳に到着です。とりあえず記念に📸

意外と余裕がありそうなのでもう少し先へ。

ベストポジションを見つけご来光を二人で眺めます。

神々しくも太陽の光を浴びます☀️相方は朝日が眩しすぎる様です。ドラキュラなのでしょうか🧛‍♀️

きっと太陽のある山からこちらを見ると今頃、モルゲってるのでしょうか。

ポールの先に五郎さんが待っている。その前にはいくつかのアップダウン。この道はまさしく人生そのもの。山あり 谷あり。

途中の赤木岳にて📸


振り返って秋の訪れを堪能🎵

太陽に導かれる様に歩んで行きます。目的地はもうすぐだ。


拝啓、五郎さん。目の前には黒部五郎岳が見えます。少しガスが心配です。

下から見ると中々の急登に見えてしまいます。大丈夫でしょうか。

最後の急登も何とか登ることが出来ました。また、ご褒美かのように晴れ間が広がります。

山頂まではあと少し。最後の一押しに備えて一呼吸。

るーるーるるるるるーる🎵るるーるるるるるー🎵と思わず口ずさみます。

拝啓、五郎さん登頂できました。68座目です。


頂上でナイスな椅子発見🎵


拝啓、やくしちゃん。誰かが言ってました。山の天気は山次第。天気が良い時は山に感謝ですよ。と、まさしく感謝です!

槍に穂高さんが見えます。穂先を見るのに結構待ちました。

かにざんまい🎵何となくお寿司が食べたくなります。

拝啓、五郎さん。緊急事態です。ガスが行く手を遮ります。

帰りは赤木岳をトラバーゆ🎵

雲が抜けてきました。チャンスです。


北ノ俣岳へ戻ってきました。昨日はしっかり睡眠をとりましたので、まだまだ調子が良いです🎵

五郎さんの偉大さを体感し、帰路へと足を進めます。


もうすぐ下山だ。この旅ももうすぐ終わる。安堵感もあり寂しくもある。

全ての山にそれぞれの良さあり。個性あり。いつかきっと、また来よう。


五郎さんありがとう。感謝です。無事に下山出来ました。