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Mステを見て、浜崎さんの夏ソングマンネリ脱出に喜びつつも、これシングルにしていいの?と少し複雑な思いを持ちながらこの感想を書きました(笑)。
堀江由衣「HONEY JET!!」(★7.5点)
1. moment 2. JET!! 3. Secret Garden 4. prism 5. バニラソルト 6. スピカ 7. silky heart 8. Get up and Go 9. Peppermint Days 10. Love Countdown 11. Blue Rainy Days 12. 君のそばに 13. Dear...
※青文字はお気に入り楽曲
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今流行の?テクノポップに乗っかったシングル「バニラソルト」「silky heart」を含む7枚目のアルバム。
シングルのテクノポップ路線を引き継ぎ、アルバムでも全編テクノポップで統一・・・・・ということは全くなくw、前作「Darling」と同じく色々な曲調が詰まったアルバムになっています。「Darling」における「かみさまおねがい」「伝えられない言葉」のようなロック要素が無くなって、その代わりにテクノポップが入ったイメージですが、全体的には(テクノポップ路線以外は)現状維持、って印象が強いかなぁ。リードトラック「JET!!」なんかはモロに「ずっと」の二番煎じだし・・・。
「君のそばに」も、同じくラスト付近にあった壮大バラード「きれいな風が吹いている」と比べるとどうしてもなー、という思いもあったり。あとangelaの提供曲が無くなっちゃったのも残念。
決してクオリティが低いわけではないんだけど、前作「Darling」がいい感じに攻めつつもクオリティの高いアルバムに仕上がっていたので、攻めの姿勢があまり感じられないアルバムになっちゃってるのはちょっと期待外れかな・・・と思ったりもしつつ。
とはいえ、シングル2曲はテクノポップとしてPerfumeとはまた違う入り口を提示しているし(特に「silky heart」がハナマル)、作詞:あさのますみ、作曲:葛谷葉子、編曲:渡辺徹という驚愕の組み合わせによる「スピカ」はキラキラしたワルツのバラードで凄く堀江由衣に合っているし、「Get up and Go」はクラブ・ダンス調のキャッチーな曲で、これまた堀江由衣ならではの独特なボーカルとのマッチングが意外にもグッドだったりする。「JET!!」「Blue Rainy Days」あたりは安定感のある堀江由衣王道ナンバーだけれども、その分クオリティは高いです。
いい曲は結構たくさん入っているので、そういう意味ではとてもいいアルバム。堀江由衣ファンならば安心して聞けるアルバムに仕上がっているのではないかと思います。
あれだな、個人的には「Darling」→「バニラソルト」「silky heart」の流れでの期待が大きすぎたんだな。うん。
全曲テクノポップで固めたアルバムとかが聞いてみたかったなー、と思ったりするのです。
次のシングル「YAHHO!」ではなんと作詞作曲:堀江由衣、ということで。またシングルでは色々攻めてくるのでしょうか。どんな仕上がりになっているか、楽しみです。
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