DIYで入手可能な材料で作るデルタループアンテナ基台の制作
このところ17mバンドと12mバンドなどのHFで使うデルタループを製作しましたが、これまでJA6RGB 宮崎勝彦OMに以前分けてもらった基台を使いまわしていましたが、これは6mm厚のアルミ板でできており、加工も大変だと思いDYIの店で入手可能な材料だけで制作してみることにしました。
JA6RGB 宮崎勝彦OMに以前分けてもらった基台
これが使いまわしでこれまで使用していたデルタループアンテナの基台です。時間もあることなので作成してみました。
主な材料
- アルミ不等辺アングル 3t、25 x 50 x 300, 2本 ジョイフル本田 @¥657
- アルミ平角棒 3t、30 x 300 1本 ジョイフル本田 @¥294
- 円形ステンレスUボルト M6 x 60 x 110 2本 アマゾン 4本売り¥1912
- 円形ステンレスUボルト M6 x 35mm(1.38”) 4本 アマゾン 2本売り¥1271
- ステンレストラスネジ M4 15L 12本 手持ちより
- ステンレス6角ナット/ワッシャ M4 12組 手持ちより
不等辺アングル25 x 50 x 300を二つ向き合わせて30mm幅の平板で繋いで一体化する作業からスタートです。
不等辺アングルの25mmの辺が立つように50mmの辺を向き合わせて中心線を合わせるように置き、接続部に30mm平板を載せてケガキを入れ、慎重に穴あけします。私はまずポンチを打ち、3mmのドリルで穴をあけて位置の確認をしました。
最初は30mm平板と不等辺アングルの固定です。最初M3 ネジで組み立てましたがネジの強度を考えて最終的にはM4 x 15Lのトラスネジを使用しました。
これが製作に使ったポンチ絵です。4mmと8mmの穴だけですが位置ずれにはご注意ください。
更に、25mmの立ち上がり部分にアンテナポールへの固定のために切り欠きを作りました。
切り欠きのおかげでアンテナポールとのかみ合わせが安定しました。
切り欠き部分はまずポンチ絵の縦線にそって金ノコで切れ目を入れ、ペンチでつまんで少しずつ動かして折ります。あとはやすり掛けで仕上げします。あまりきれいではありませんが、切り欠き部分の拡大写真はこれです。これを上側とした側の両方に加工します。
出来上がりがこれです。
エレメント取り付け側はこれです。
これで17m、12mのデルタループがアンテナポールに取付けができます。
後で中央の隙間に4:1バランをぶら下げる穴を作りました。
今回の製作には電動ドリル(4mm、8mmドリル)とヤスリ、金ノコなどの工具で制作できました。
最後に移動に使用するときはUボルトの片側を蝶ナットに変えておくと組み立て、分解が非常に楽にできることになります。
以上
2022July 29
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