アップバーターの改良
これまでCBQ通信(韓国)のLiイオン電池C-1212/PBC(10.2Ah)を直接このアップバータに接続するとバッテリーの電流制限で電源が落ちていました。そこで立ち上げの瞬間だけ別のシールドバッテリーを出力側に接続して(シールドバッテリーの充電状態)にして立ち上げていましたが、これでは移動運用時にわざわざ重たいバッテリーを持ち歩くことになって芳しくないと思い悩んでいました。
近所の電気屋さんに相談したところ入力側に小さいセメント抵抗を入れたらどうだろうとのアイデアをもらい早速やってみました。
使用したのは
5W、0.5Ωのセメント抵抗。 これをLiイオン電池からの入力側に回路に直列に挿入した。さらに、常時挿入ではずっと温まってエネルギーロスをするはずなので切り替えスイッチで立ち上げ時のみの使用とし、いったん立ち上がって13.8Vの供給ができてしまえば通常時はスイッチを切り替えて直接接続としました。
これで長時間使用時なども抵抗の余分な発熱をなくすことができ、一安心です。
さすがに電気屋さんはよく知ってると改めて感心した次第でした。
以上 追記:2020 4月
アップバーターの取り換え
やはりどうしても起動時に電源が落ちるのが気になり、いろいろ電源用のアップバーター基板を探していたらAmazonで使えそうなものを見つけて購入してみました。
これだと入力電圧:10-32V, 出力電圧:0-46V. 出力電力最大150Wで、電流は8Aが最大取れそうでしたので少し効果でしたが(¥1、680)購入してみました。
測定したところ10V丁度からアップバーターが使えることがわかりました。
ただし、最初に電源ON時にはバッテリーが一旦停止しますがそのままでしばらくして(5秒)再度電源投入すると働くことがわかりホッとしました。
これでほんとに出来上がりです。
Amazonのページはこれ。
この基板は電圧だけでなく電流制限もできる優れものです。
取り替えたところこのバッテリーでもしばらくは使えそうです。
これで使ってみることにします。
430MHz帯でFT817をCWでフルパワー送信したところ3.22Aが測定されました。総電力44.436Wという事になります。これでもその後11.8Vくらいに電池電圧が下がるとアップバーターを接続するだけでバッテリーの制限がかかって切れるようです。アップバーターはずっと切ってはいけないようです。
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