われわれ在宅医がいつも病院の医者にいうことなのですが、
病院の医者というものは
ついつい患者を抱え込んでしまう
もうその人間は助からない
というときにやってしまう
その化学療法
放射線治療のほとんどが無駄なのだ
どこかのちょっと
エセ報道でしゃべっただけで
勘違いちゃんの話でいうと
お母さんというのは絶対にこどもといた方がいい
小さなこどもにとってもお母さんといっしょにいる方が絶対にいい
病院で無駄にもがいている時間そのものが無駄なのだ
当方のケースでも最初地域医療部からはやめの打診があった
しかし、痛みと熱がでて患者は’大きな箱’の方にいってしまった
大きな箱の緩和ケア医は血液データで肝機能障害がでているのをみて
肝臓の機能が落ちている!
と勘違いした
そこで
トヨタの薬中幹部ハンプで有名なオキシコドンをやめて、どういうわけかモルヒネ注を投与した
家に帰すのに注射薬はお風呂にも入れないし、オキシコドンはダメでモルヒネはいいという理屈はどこにもない
病院の地域医療部に電話をかけ、
家に帰すなら注射やめた方がいいんじゃないですか?風呂にも入れないし
というと、地域医療部のナースが「・・先生が肝機能が下がっているから、オキシコドンはダメだ」といって「フェンタニル(貼付剤)も肝代謝なのでダメだ」といっていますと返ってきた
うーん・・肝機能が下がっているからといってオキシコドンはダメだという理屈も(絶対には)ないし、
フェンタニルもいくけどな・・
そう思って病院の医者にそれとなく、「在宅だし、フェンタニルでいいんじゃないでしょうかねえ・・」それとなくいったが、
ダメだといって持論を曲げなかった
結局、「もう死ぬ」ということでオピオイドを退院直前にバタバタと変更して家に帰された
最初に「肝障害があるからダメだ!」といっていたオキシコドンに戻して
このドクターはもともと消化器がわからない医者だったので、患者さんの容体をみに病院へ出向き、
消化器の医者と直接話をして
「・・さん、メタ(転移)による肝実質障害はありますけど、データと画像みるかぎり肝代謝能障害はそれほど起きていないんじゃあありませんかね?経口摂取は可能ですか?」と聞くと、
その通りだという答えが返ってきたので
家で経口剤に戻した
どうも大きな組織だと「・・先生がそういっているんだから、曲げにくい」というのが働くらしい
実質的にこの患者さんは
緩和ケア医のバタバタで
限られた残り少ない人生の大切な時間を
病院という劣悪な環境のベッドの上で過ごさせられたわけだ
汚染土民もこの先同じような目に遭う
しかし、数多くの汚染土民が発がん物質に囲まれて生きていることを
認識していない
汚染土民とその周辺に住む連中は
そういうのを
死ぬまでに
理解するだろうか?
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