観葉植物の写真
[回復期病棟でのリハビリの評価、退院時は不満も、今はGOOD]
今では、みどり野リハビリテーション病院での回復期のリハビリを肯定的にとらえていま
す。
1] 退院時は不満がありました。
病院の同室の人たちは手足の機能がどんどん回復して3か月くらいで退院していきました。
結果的に4か月半ほど入院していて、一番の古株になってしまいました。退院時は車いす生
活を勧められた状況でしたし、肩はまだ亜脱臼で腕は指1本半ぐらい下がっていました。腕
は動かせないし手指は開くことも握ることもできませんでした。私だけ回復できないで退院
なのかと不満がのこりました。
花の写真
2] 転院時、重度の知覚機能低下・集中力・注意力低下
私自身、重度という受け止めはしていませんでしたが、病院側の受け止め方は違っていまし
た。
a しびれがある
入院時直後の状況を振り返ってみれば、足は支えてもらってやっと立てる状況でした。
マヒ側手足はむくんで、ジンジンする感じで、正座すわりのあとのしびれみたいのがありま
した。マヒ側の左側の血の巡りが悪いので体が冷えるのです。
b 触覚がない腕・手・指の位置がわからない
手足の触覚がありませんでした。マヒ側の指が隣同士接触しているのがわからない。
ベッドに寝ていて、手腕の位置がわからないのです。起きるときにマヒ側の左腕の位置が認
識できないのです。健側の右手でマヒ側の左手を掴んで体を起こさねばなりません。
c 肩が脱臼
肩が脱臼していましたのでベッドに寝るときは腕が落ちないようタオルを当てていました。
運のよいことに立っている時、すわっているときの痛みありませんでした。
d集中力や注意力が不足
また集中力や注意力が不足していました。脳トレーニングのペーパーテストで何度見直しを
しても同じ傾向で間違えるのです。歩行訓練で、真っすぐ歩いているつもりでも自然とマヒ
側によって行き注意されないとぶつかるまでわからないのです。
観葉植物の写真
2] 作業療法・言語療法による知覚機能の再構築、集中力・注意力の向上
リハビリで取り組んだのが集中的にやったのが触覚での位置情報認識を高めることとペーパ
ーテストによるミスをなくすことと作業療法、言語療法で特に記憶に残ってることについて
述べてみます。あまり楽しくない記憶ですので偏った記憶になっているかもしれません。当
時リハビリ後のメモを取っていましたが、とても読めるような字ではありませんでした。
1 知覚機能の再構築
触覚の再開拓です。触ってものを認識するという作業です。ざらざらしたものやツルとした
ものを区別できるようにする。
手指の位置情報の認識力の再開拓。目を瞑りボードに指をあて作業療法士さんに指を移動さ
せてもらって目を瞑っていた時の移動と目を開けて移動の認識の差縮めていく。
足指でも同じようなことをやりました。
観葉植物の写真
2 集中力・注意力の向上
a ペーパーテスト
A4ペーパーぎっちりと書き込まれた一桁もしくは2桁多くの数字がある中から、2つまた
は3つの異なる数字をすべて選び出す。根気のいる脳トレーニングこれは大勢の人が出入り
するリハビリ室で行いました。ペーパーによる脳トレが大変苦手でした。当時私は強度の近
視(一番大きい記号が読めない)視力0.1以下、左右の焦点が上下にずれ、さらに水平垂
直が傾いているのです。このため文字の読み間違いや、長時間細かいものを見るのがつらか
ったのです。
ちなみに現在は斜視手術と白内障手術をやって、視力に問題はありません。
ペーパーによる脳とれは退院直前まで続きました。退院後も自主トレでやるよう勧められま
したが。気乗りせず、1週間でやめてしまいました。
b 両手で別作業
マヒ側の手でコーンの直立を維持しながら、健側の手を動かす。同時並行の行為があっても
マヒ側の腕をコントロールできるようにすること
3 記憶力、瞬間の判断力
記憶力、図形認識、を高めるテストや、認知症テストみたいなものいろいろありました。
パソコンを使って、関連する数字が出たらキーを押す、瞬間的な判断力と記憶力テストみた
いなもの、いろいろやりました。
4 言語療法は比較的早く卒業させてもらいました。
3]今思えば、回復のための土台作りの時期であった
上記の知覚機能の再構築、集中力・注意力の向上の作業を繰り返しながら、弱くなっていた
機能を改善・向上できました。このことが、退院後のリハビリで手足の機能回復の土台作り
になったと思います。
これからのリハビリで順調に上肢下肢の機能回復ができそうになった。今日、大変満足して
います。
みどりのリハビリテーション病院のセラピストの皆さん、
看護スタッフの皆さん、介護スタッフの皆さん、
大変お世話になりました。自力で外出できるようになりましたら、
是非お伺いして、お礼申し上げたいです。
どうもありがとうございました。
写真 退院後半年ぐらい、まだ独居生活でした、みずほサポートクラブの喫茶コーナーに招
待されました。
まだ左肩が落ちています。まだ病み上がりという感じです。みずほサポートクラブかたがた
には近くの海老名脳神経外科への月1回の通院時、車いすを押してもらって通院しました。
今は家族の同伴で歩いて通院しています。
山の写真 yk君撮影
iga
[回復期病棟でのリハビリの評価、退院時は不満も、今はGOOD]
今では、みどり野リハビリテーション病院での回復期のリハビリを肯定的にとらえていま
す。
1] 退院時は不満がありました。
病院の同室の人たちは手足の機能がどんどん回復して3か月くらいで退院していきました。
結果的に4か月半ほど入院していて、一番の古株になってしまいました。退院時は車いす生
活を勧められた状況でしたし、肩はまだ亜脱臼で腕は指1本半ぐらい下がっていました。腕
は動かせないし手指は開くことも握ることもできませんでした。私だけ回復できないで退院
なのかと不満がのこりました。
花の写真
2] 転院時、重度の知覚機能低下・集中力・注意力低下
私自身、重度という受け止めはしていませんでしたが、病院側の受け止め方は違っていまし
た。
a しびれがある
入院時直後の状況を振り返ってみれば、足は支えてもらってやっと立てる状況でした。
マヒ側手足はむくんで、ジンジンする感じで、正座すわりのあとのしびれみたいのがありま
した。マヒ側の左側の血の巡りが悪いので体が冷えるのです。
b 触覚がない腕・手・指の位置がわからない
手足の触覚がありませんでした。マヒ側の指が隣同士接触しているのがわからない。
ベッドに寝ていて、手腕の位置がわからないのです。起きるときにマヒ側の左腕の位置が認
識できないのです。健側の右手でマヒ側の左手を掴んで体を起こさねばなりません。
c 肩が脱臼
肩が脱臼していましたのでベッドに寝るときは腕が落ちないようタオルを当てていました。
運のよいことに立っている時、すわっているときの痛みありませんでした。
d集中力や注意力が不足
また集中力や注意力が不足していました。脳トレーニングのペーパーテストで何度見直しを
しても同じ傾向で間違えるのです。歩行訓練で、真っすぐ歩いているつもりでも自然とマヒ
側によって行き注意されないとぶつかるまでわからないのです。
観葉植物の写真
2] 作業療法・言語療法による知覚機能の再構築、集中力・注意力の向上
リハビリで取り組んだのが集中的にやったのが触覚での位置情報認識を高めることとペーパ
ーテストによるミスをなくすことと作業療法、言語療法で特に記憶に残ってることについて
述べてみます。あまり楽しくない記憶ですので偏った記憶になっているかもしれません。当
時リハビリ後のメモを取っていましたが、とても読めるような字ではありませんでした。
1 知覚機能の再構築
触覚の再開拓です。触ってものを認識するという作業です。ざらざらしたものやツルとした
ものを区別できるようにする。
手指の位置情報の認識力の再開拓。目を瞑りボードに指をあて作業療法士さんに指を移動さ
せてもらって目を瞑っていた時の移動と目を開けて移動の認識の差縮めていく。
足指でも同じようなことをやりました。
観葉植物の写真
2 集中力・注意力の向上
a ペーパーテスト
A4ペーパーぎっちりと書き込まれた一桁もしくは2桁多くの数字がある中から、2つまた
は3つの異なる数字をすべて選び出す。根気のいる脳トレーニングこれは大勢の人が出入り
するリハビリ室で行いました。ペーパーによる脳トレが大変苦手でした。当時私は強度の近
視(一番大きい記号が読めない)視力0.1以下、左右の焦点が上下にずれ、さらに水平垂
直が傾いているのです。このため文字の読み間違いや、長時間細かいものを見るのがつらか
ったのです。
ちなみに現在は斜視手術と白内障手術をやって、視力に問題はありません。
ペーパーによる脳とれは退院直前まで続きました。退院後も自主トレでやるよう勧められま
したが。気乗りせず、1週間でやめてしまいました。
b 両手で別作業
マヒ側の手でコーンの直立を維持しながら、健側の手を動かす。同時並行の行為があっても
マヒ側の腕をコントロールできるようにすること
3 記憶力、瞬間の判断力
記憶力、図形認識、を高めるテストや、認知症テストみたいなものいろいろありました。
パソコンを使って、関連する数字が出たらキーを押す、瞬間的な判断力と記憶力テストみた
いなもの、いろいろやりました。
4 言語療法は比較的早く卒業させてもらいました。
3]今思えば、回復のための土台作りの時期であった
上記の知覚機能の再構築、集中力・注意力の向上の作業を繰り返しながら、弱くなっていた
機能を改善・向上できました。このことが、退院後のリハビリで手足の機能回復の土台作り
になったと思います。
これからのリハビリで順調に上肢下肢の機能回復ができそうになった。今日、大変満足して
います。
みどりのリハビリテーション病院のセラピストの皆さん、
看護スタッフの皆さん、介護スタッフの皆さん、
大変お世話になりました。自力で外出できるようになりましたら、
是非お伺いして、お礼申し上げたいです。
どうもありがとうございました。
写真 退院後半年ぐらい、まだ独居生活でした、みずほサポートクラブの喫茶コーナーに招
待されました。
まだ左肩が落ちています。まだ病み上がりという感じです。みずほサポートクラブかたがた
には近くの海老名脳神経外科への月1回の通院時、車いすを押してもらって通院しました。
今は家族の同伴で歩いて通院しています。
山の写真 yk君撮影
iga
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