我が家から約2km、水戸駅から約2.4kmの所に
「百樹園」と云う都市緑地があります。
百樹園は木村傳兵衛(信惇、百樹翁)によって作られました。
その昔、黄門様が那珂川沿いに約百種類の樹木を植えさせています。
年を経てその衰退を嘆き、黄門様生誕300年を記念し百樹翁は
祖先の土地一部(約0.7ha)に大樹木園を計画し旧制水高教授らに依って
裸子植物61種、被子植物324種、名木嘉樹856本の収集に成功しました。
個人経営では類例のない植物園です。
旧制水高校の名校長菊池氏に百樹園記念の碑が建てられ斯界の権威者や
東京帝大の牧野富太郎博士は再度の来園、開園式にも出席しています。
大木の根に抱き抱えられた樹木です。
珍しい樹種の一部を紹介します。
ケンポナシ、キササゲ、ハリギリ
カラタネオガタマ、ニワウルシ、リキダマツ、カツラ
牧野博士の書です
騒音もなく、暑さも忘れて、静かな一時を一人で楽しみました。
秋の紅葉にもまた楽しめます。
先日、高知県立牧野植物園を三面相さんが紹介しました。
家の近くに牧野博士に関係の植物園があったなぁ~
それで行って来ました。
昭和58年12月に水戸市が買収し昭和61年5月
水戸市の都市公園として開設し市民に開放しました。