薬王院本堂
吉田山神宮寺薬王院は、関東で唯一の青蓮院直末の天台寺院です。
平安初期に桓武天皇の勅願所として建立されたようです。
この寺は常陸三の宮の吉田社の神宮寺として
国家安全の祈祷をしこの地方の豪族である常陸大掾氏と
密接な関係で帰依と同時に保護をうけました。
鎌倉時代以降、栄智・広海・成珍と継承しています。
江戸時代には水戸藩の菩提所として代々の水戸藩主の
帰依が深く徳川光圀の帰依は特に深かったようです。
1658年11月3日に若くして亡くなった妻泰姫の菩提所としています。
明治時代の大火で破損した本尊薬師如来の修復を記念して
開山以来秘仏であった本尊を開帳しています。
ブログ「いい色」の頃、薬王院を訪問したが住職が不在。
お内儀が回向堂・書院・客殿へ案内し多くの仏像を拝観
お内儀に楽譜を渡されて仏教讃歌を和讃した昔を思い出しました。
歌が苦手で辛い思い出でもありました。
四脚門
仁王門は修理中でした。
薬王院の紅葉・黄葉も綺麗でした。