12日の愛媛新聞記事より
「経済産業省資源エネルギー庁は11日、伊方町…で12月4日にプルサーマル計画をテーマとしたエネルギー講演会を開くと発表した。…」
とあります。真ん中に副見出しとして「公開討論形式採らず 経産省」ともあります。
「同庁や県によると、講演会は県が要請している反対派を交えた討論会とは別の催しで「プルサーマルの基本的なことを知ってもらう」(同庁)のが狙い。」とのことです。
九州電力の玄海3号機ではプルサーマル計画について討論会を開いて理解を得よう、という進め方がうまくなかった、とでも反省して、こちらでは軌道修正を図っているのでしょうか。
また、週末には新聞の広告でこの「エネルギー講演会 ~考えよう、プルサーマルのこと~」の案内がありました。定員250名ですが応募が多ければ伊方町民優先とのことです。一方的な宣伝を聞くばかりというのは精神衛生上悪いことかと思いますが、それでも地元なり近くで行ける方は参加を申し込んでみてはいかがでしょうか。
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日時:12月4日(日)13:30~16:00
場所:瀬戸総合体育館(西宇和郡伊方町三机乙3305-1)
プログラム:
主催者説明 野口哲男(経産省大臣官房参事官)「最近のエネルギー情勢と、わが国のエネルギー政策について」
講演 山名元(京大原子炉実験所教授)「原子力及びプルサーマルの必要性・安全性について」
パネルディスカッション 「プルサーマルを考える」(2名+四国電力より)
締め切り11月22日(火)必着
郵便番号、住所(参加証)、氏名、年齢、電話番号を記入し、はがきかファクス、Eメールで、お申し込みください。(プルサーマルについてのご質問がありましたら、ご記入ください。)
送り先「エネルギー講演会」事務局 係
ハガキ〒791-1102 愛媛県松山市来住町1329-3
FAX 089-969-8230(24時間)
Eメール energy@ceres.ocn.ne.jp
参加申し込みに関するお問い合わせ 同事務局TEL:089-969-8226(平日10:00~17:00)
内容に関するお問い合わせ 資源エネ庁電力・ガス事業部原子力政策課原子力広報室TEL:03-3501-2830
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ちなみに、1年前に四国電力と国が開催した伊方町民限定の説明会の資料
「プルサーマル計画導入に伴う説明会の開催結果について」 というのがありますので、事前にどんなことを言いそうか、予習をすることもできるかと思います。
いやーそれにしても、推進派の人たちばかりでパネルディスカッションをやって、ほんとに「考え」させてくれるほど問題点を指摘できるのでしょうか。不安の声を聞きに伺います、会場の参加者にどんどんマイクを回します、とはなぜ言えないのでしょう。
まるで米軍の普天間基地からの沖縄県内移設や横須賀港への原子力空母母港化と同じくらい、頭ごなしな決め方をしておいて、「理解」(=実はあきらめ)のみを住民(それも本当に近くだけの)に押し付けている姿勢に感じます。
原発事故が起きた場合の被害範囲の広大さを考えれば、もんじゅ裁判では原告適格を広く取ると判断が示されたように、四国4県に加えて瀬戸内海に面した全県くらいの地域で、住民の「納得」を得るというのが筋ではないでしょうか。
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「経済産業省資源エネルギー庁は11日、伊方町…で12月4日にプルサーマル計画をテーマとしたエネルギー講演会を開くと発表した。…」
とあります。真ん中に副見出しとして「公開討論形式採らず 経産省」ともあります。
「同庁や県によると、講演会は県が要請している反対派を交えた討論会とは別の催しで「プルサーマルの基本的なことを知ってもらう」(同庁)のが狙い。」とのことです。
九州電力の玄海3号機ではプルサーマル計画について討論会を開いて理解を得よう、という進め方がうまくなかった、とでも反省して、こちらでは軌道修正を図っているのでしょうか。
また、週末には新聞の広告でこの「エネルギー講演会 ~考えよう、プルサーマルのこと~」の案内がありました。定員250名ですが応募が多ければ伊方町民優先とのことです。一方的な宣伝を聞くばかりというのは精神衛生上悪いことかと思いますが、それでも地元なり近くで行ける方は参加を申し込んでみてはいかがでしょうか。
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日時:12月4日(日)13:30~16:00
場所:瀬戸総合体育館(西宇和郡伊方町三机乙3305-1)
プログラム:
主催者説明 野口哲男(経産省大臣官房参事官)「最近のエネルギー情勢と、わが国のエネルギー政策について」
講演 山名元(京大原子炉実験所教授)「原子力及びプルサーマルの必要性・安全性について」
パネルディスカッション 「プルサーマルを考える」(2名+四国電力より)
締め切り11月22日(火)必着
郵便番号、住所(参加証)、氏名、年齢、電話番号を記入し、はがきかファクス、Eメールで、お申し込みください。(プルサーマルについてのご質問がありましたら、ご記入ください。)
送り先「エネルギー講演会」事務局 係
ハガキ〒791-1102 愛媛県松山市来住町1329-3
FAX 089-969-8230(24時間)
Eメール energy@ceres.ocn.ne.jp
参加申し込みに関するお問い合わせ 同事務局TEL:089-969-8226(平日10:00~17:00)
内容に関するお問い合わせ 資源エネ庁電力・ガス事業部原子力政策課原子力広報室TEL:03-3501-2830
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ちなみに、1年前に四国電力と国が開催した伊方町民限定の説明会の資料
「プルサーマル計画導入に伴う説明会の開催結果について」 というのがありますので、事前にどんなことを言いそうか、予習をすることもできるかと思います。
いやーそれにしても、推進派の人たちばかりでパネルディスカッションをやって、ほんとに「考え」させてくれるほど問題点を指摘できるのでしょうか。不安の声を聞きに伺います、会場の参加者にどんどんマイクを回します、とはなぜ言えないのでしょう。
まるで米軍の普天間基地からの沖縄県内移設や横須賀港への原子力空母母港化と同じくらい、頭ごなしな決め方をしておいて、「理解」(=実はあきらめ)のみを住民(それも本当に近くだけの)に押し付けている姿勢に感じます。
原発事故が起きた場合の被害範囲の広大さを考えれば、もんじゅ裁判では原告適格を広く取ると判断が示されたように、四国4県に加えて瀬戸内海に面した全県くらいの地域で、住民の「納得」を得るというのが筋ではないでしょうか。
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