沢木耕太郎氏の「深夜特急ノート」を読んで思いいたった。ちゃんとした人生なんか無いのではないか。自ら選び取った人生は有る。
どんな人生でも可とする。ドラグ中毒の人生、前科者の人生、障害者の人生、エリート人生、小市民の人生。どんな人間でも基本的人権は日本国憲法で保障されている。
私はちゃんとした人生に憧れていた。しかし生まれた時から両親の条件に制ちゅうされていた。現代流行り用語では親ガチャという。
典型的人生を長い間夢想していた。そんな人生は自分には縁遠い。
たぶん遠未来において人間は全員神に成る。人類の究極目的は神に成ることだ。永遠の不死と永遠の今を獲得して永遠の青春を謳歌する。
人類はこの地球を離れて近辺の恒星系地球型惑星に移住する。即ち人類と人間は永遠に存続する。この宇宙が消滅する以前に次の宇宙をデザインクリエイトする運命だ。この宇宙も前世代の人類が作ったと考えられる。これは米国作家アイザックアシモフの世界観を発展させた。