アマチュア哲学者で

日記か評論か意見表明か感想文かノンフィクションかエッセイか暇つぶしのレポートか

知性とは

2024年09月21日 04時27分07秒 | 旅行
 沢木耕太郎氏の「深夜特急ノート」を読んで思ったのだが。その中のどこかと問われれば、あえて引用しないが中間あたりです。最後までまだ読んでない。
 知性というのは言語表現と行動かもしれぬ。知性が言語表現か行動を通じて現出するのでなく、言語表現か行動(行為の集合)か行為の即自(それ自体)である。知性の度合がその人の言葉と行為に現れる。だから他者に知性を感じたり、ほとんど感じられなかったりする自分がいる。
 同氏による新潮文庫版「深夜特急」は6分冊だが。読み進むにつれて面白くなくなった。アジアの香港マカオからヨーロッパのパリリスボンロンドンに至るにつれて著者の旅の鮮度感が薄れてゆく。1,2巻はものすごく面白い。その3,4巻も面白い。東南アジア、インド中近東地域の混沌としている様が。現代日本は西欧文明化しているので、それ以外の地域事情は未開拓の分野といえる、平均的日本人にとって。40年ぐらい前のバックパッカーの旅行記だった。現地のローカル路線バスを乗り継いでゆく。
 テレビ東京の「ローカル路線バスの旅」番組はその国内版だった。沢木耕太郎氏のアイデアをパクったのかもしれんな。


 


革命を捨象する

2024年09月09日 13時05分08秒 | 日記
 午後8時にいたり、ついにこの存在が面白くなくなった。連休もあと4日間だ。直後3連日勤労がひかえている。この人生が腐っているようなすえた匂い。ほとんど何もかもに飽きている。どこにも情熱がわかない。
 漢詩も英詩も小説も一生懸命に関われない。
 わかった。要するに感じ方と考え方の問題なのだ。その感じ方を真実としない。その感じをとりあえず、偽りとして考え方をあらためる。感じの真実を他のところに求める。その感じ方は真実とはされない。これは宗教信仰と同じ心理操作だ。その時の感情と感覚は二の次で、生きる価値のある永続的な理知性が支配しなければならない。
 ぼくの場合、エチルアルコールを飲むしか救いの道がなかった。現在では日本革命は捨象されている。しかしあきらめるべきではないのはわかりきっている。
 現代日本で革命を目指している唯一の政党日本共産党は貴重価値がある。選挙と議会主義で革命ができればありがたい。

陰陽二元論の考察

2024年08月15日 21時35分23秒 | 哲学
 すべてに歴史があると以前ブログに書いた。何もかも時の経過によって変化する。人も町も道も国も。
 すべてに陽と陰があるというのは2元論だが、その中間に中という元素を設定しなかったのは腑に落ちない。仏教では中道思想があるから納得できる。
 すべての万物事象に陽と陰とその中間があるとする。すると問題が起こる。陽と中の間は何なんだ。陰と中の間は何なんだ。これは方位の名称と実態を連想させる。真北と真南は180度離れているが、その間の方位は無限にある。
 だから陽と陰といっても、しょせん温度と同じように程度の差異としてとらえられる。しかし実態として陽と陰の現象は見られるので無視できない。価値論的には陰より陽が優先されているのは言うまでもない。倫理的には平等だとしても。
 すべての基本を論ずれば哲学になると思っている。結論とすれば何もかも程度の問題なのだ。一般論でも極端に普遍化すれば哲学ができると思っている。

政治の脱構築

2024年07月29日 21時52分42秒 | 日記
 政治を脱構築する。すべてのことを脱構築する、これが哲学的立場となる。とりわけ政治活動を脱構築しないと現状維持が続く。選挙も脱構築しないと既成政党をのりこえられない。むしろ既成政党と候補者の選挙活動が脱構築するのを奨めたい。
 現代日本の社会構造を脱構築する。この硬い構造を崩さないと元のままである。プロの哲学者は脱構築を哲学プロパーだけで述べている。それが専門バカの愚かなところだ。
 この概念を文字どおり世界に普遍化現実化する。新しい政治と日本社会を実現するには対象を脱構築するにしくはない。  
 ところで脱構築とは何か。これを皆で検索、追及していってその真理を明らかにしよう。そして実践する。400文字がこの記事だ。
 

アマチュア哲学者として

2024年07月07日 12時07分14秒 | 哲学
 もうこの年とこの境遇だと、哲学的に生きるしかないと思うようになってきた。思想的に生きるといっても良さそうだが、哲学的に生きるほうが柔軟に生きられるような気がする。
 哲学的に生きるとは音楽的にはパンクロッカーのような者だ、くだいていえば。ある哲学に基づいて行動するのだが、自分の場合その哲学は不変じゃない。コロコロ変わる。パンクロッカーはそのスタイルが変わるのか、結論は変わる。変転していく。
 財産と性の充足だけが人生ではない。それらとは直接つながらない思想があるだろう。そんな思想を目指そうではないか。そんな思想を拠り所に生きようではないか。名声と評判が大事だ。
 例えば純粋にあるジャンルの知識を獲得、拡大していく生き方、(そのためにはカネ、財産が必要なんだが)それは学者だな。芸術でも可だが、自分には向いてないのか、その種の才能がない。これで424文字だ。