たいへん長らくお待たせいたしました。(関係各位)
2007年12月10日~12月15日に開催された「大原竜幸展-人弾-」を紹介します。
大原竜幸さんの個展の最大の特徴は、見学者が作品に手を加えていくというコンセプト。
今回は、
「地面から生えている人間を抜いて飛行機に吸着させてください。」
「飛行機はきわどいバランスを保っています。ご注意下さい。」
という形式になっていました。
全体像は、次の通り。
写真後方に映っているのが、大原竜幸さん。
この作品の規模がよく分かる。
ライトの加減を調節していただき、撮影したもの。
後方から撮影。
尾翼をアップしてみる。
地面から飛行機を望む。
飛行機に吸着した人間。
地面から生えている人間。
一見、不気味にも見えるが、何か成長力というのか、躍動が感じられる。
制作者の大原さんによれば、
逆さまになって生えている人間は「口から養分を吸収しているような感じ」とのこと。
そうか、それが躍動感を感じさせている理由なのかもしれない。
今回の感想としては、全体的に、まず、スケールの大きさに圧倒された。
「旅客機」をイメージした作品とのことだが、9・11を思い出したのは私だけだろうか?
ギャラリーKの方によれば、
・「飛行機が赤茶色に錆びているようなところがよい」
・「ドロドロした感じがしないのがよい」
・「内生的でないところもよい」
・「暗さが感じられないところもよい」
ということ。
つまり、初見では、暗さが一瞬、感じられる作品の中にも、よく見ていくと、
その中に、力強さや「生」といった躍動感が感じされるというのが、
大原さんの作風の特徴なんだろう。
また、ギャラリーKの方は、本作品について
「現代社会が読みとれる。若者のおかれている状況が感じられる」とも仰っていた。
なお、制作にあたっては、3か月を要したとのこと。次回作品も楽しみである。
Copyright 潤・2005-2008 いけふくろう通信社 All rights reserved.
~ムッシュ・いけふくろう~
2007年12月10日~12月15日に開催された「大原竜幸展-人弾-」を紹介します。
大原竜幸さんの個展の最大の特徴は、見学者が作品に手を加えていくというコンセプト。
今回は、
「地面から生えている人間を抜いて飛行機に吸着させてください。」
「飛行機はきわどいバランスを保っています。ご注意下さい。」
という形式になっていました。
全体像は、次の通り。
写真後方に映っているのが、大原竜幸さん。
この作品の規模がよく分かる。
ライトの加減を調節していただき、撮影したもの。
後方から撮影。
尾翼をアップしてみる。
地面から飛行機を望む。
飛行機に吸着した人間。
地面から生えている人間。
一見、不気味にも見えるが、何か成長力というのか、躍動が感じられる。
制作者の大原さんによれば、
逆さまになって生えている人間は「口から養分を吸収しているような感じ」とのこと。
そうか、それが躍動感を感じさせている理由なのかもしれない。
今回の感想としては、全体的に、まず、スケールの大きさに圧倒された。
「旅客機」をイメージした作品とのことだが、9・11を思い出したのは私だけだろうか?
ギャラリーKの方によれば、
・「飛行機が赤茶色に錆びているようなところがよい」
・「ドロドロした感じがしないのがよい」
・「内生的でないところもよい」
・「暗さが感じられないところもよい」
ということ。
つまり、初見では、暗さが一瞬、感じられる作品の中にも、よく見ていくと、
その中に、力強さや「生」といった躍動感が感じされるというのが、
大原さんの作風の特徴なんだろう。
また、ギャラリーKの方は、本作品について
「現代社会が読みとれる。若者のおかれている状況が感じられる」とも仰っていた。
なお、制作にあたっては、3か月を要したとのこと。次回作品も楽しみである。
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