いけふくろう通信(発行人=ムッシュ)

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2006年・春「東京の桜・開花」(いけふくろう通信第130号)

2006-03-22 23:24:42 | 四季折々
高知、静岡、鹿児島に続いて、春分の日の昨日(3/21)、東京でも桜の開花宣言がありましたね。

今年は冬は寒かったものの、2月が暖かったこともあって、平年よりも早い開花となりました。

菜の花、梅、桜。いよいよ春本番という季節になってきましたね。

さて、東京の桜の開花の目安となる標準木は、靖国神社境内にありますが、
開花の判断は気象庁職員が目視で5~6輪、咲いていれば、開花を宣言するようです。

ちなみに、桜の開花予測で基準とされている桜はソメイヨシノですが、
この桜は、江戸時代、江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込-染井霊園付近)の
植木職人がオオシマザクラとエドヒガンを掛け合わせたものという説があり、
そこから「ソメイヨシノ」の名が誕生したと言われています。

今では津々浦々で咲いていますが、都内では、発祥の地・染井霊園のほか、
千鳥が淵、四ツ谷から飯田橋に沿って続く外堀、新宿御苑、目黒川沿い、谷中霊園、
上野公園、隅田川沿いが、有名です。

このほかにも桜の名所はたくさんあると思いますが、皆さんのオススメスポットは、
どこですか?

ぜひ、コメント欄で桜の穴場スポットを教えて下さい。

~ムッシュ・いけふくろう~

WBC速報「王ジャパン、世界一達成」(いけふくろう通信第129号)

2006-03-21 15:00:29 | スポーツ
やりました奇跡の準決勝進出、そして準決勝での韓国戦快勝を経て、アマチュア球界
ナンバー1のキューバを10対6で倒し、見事、初代WBC王者、世界一を達成しました。

王監督の素晴らしい采配、そして、それに応えた選手たちに感動しました。

~ムッシュ・いけふくろう~

WBC速報「王ジャパン、世界一へ向けファイト」(いけふくろう通信第128号)

2006-03-21 13:53:42 | スポーツ
6回を終えて、6対3で日本がリード。

あと2回、何とか踏ん張れ。

それでは、ポイントとなるイニングを解説します。

(1回表)
西岡選手のアメリカ球場特有の内野安打、松中選手のショート内野安打もさることな
がら、何といっても小笠原の2エンド3からの四球は非常に大きなポイントでした。
それにしても、ロメロ投手の立ち上がりは良くなかったですね。

(1回裏)
松坂投手の立ち上がりも悪かったですね。ストレートが多くなって、ボール全体が高
めに浮いてくる彼の悪い癖が出ていましたね。案の定、一発を打たれました。

(2回表)
イチローのショートオーバーなるかというを当たりを捕ったショートのパレ選手のス
ーパーファインプレー、素晴らしいかったですね。

(2回裏)
2奪三振、無失点でしたが、あいかわらず不安定ですね。

(3回裏)
この回も何とか無失点に抑えましたが、力みすぎなんでしょうか、本当に球が高めに
浮いて、カウントを悪くしていますから、調子は最悪でしたね。

(4回表)
左腕変則サイドスローのゴンザレス投手から繰りだされる投球は打ちづらそうでした


(4回裏)
センター前に抜けたと思われた当たりを好捕した川崎のスーパーファインプレーとあ
の1塁塁審のボブ・デイビット氏の正確なジャッジに感動しました。

(5回表)
松中選手のいぶし銀のヒット、そして、見事2点をとりました。

(5回裏)
悪いながらも抑えてきた松坂投手に代わって、アンダースローの渡辺俊投手へのスイ
ッチは素晴らしい采配といえるでしょう。

(6回裏)
川崎選手のエラー、痛かったです。芝生特有の当たりでグラブの中でボールに変わっ
た回転がかかったのでしょう。
しかし、2失点で何とか踏ん張りました。
それにしても、キューバのたたみかける攻撃は脅威です。

(7回表)
あっけなく三者凡退に終りました。

(7回裏)
川崎選手、渡辺俊投手のエラー、非常に情けないエラーです。

これからのポイントは、ずばり宮本慎也選手、和田一浩選手、和田毅投手の起用法で
す。

なお、8回以降は後ほど、掲載いたします。

~ムッシュ・いけふくろう~

WBC速報「王ジャパン、決勝進出決定」(いけふくろう通信第127号)

2006-03-19 15:51:44 | スポーツ
王ジャパン、やりました。
奇跡の準決勝進出から、韓国相手に6対0で勝利し、ようやく雪辱を果たしました。
3度目の正直でした。(2度あることは3度あるとならなくて、良かったです)

これで、明後日の決勝戦は、「日本」対「キューバ」となりました。

今日の試合のポイントは、以下の5点です。

 第1に、投手のリズム・テンポです。
日本の上原浩治投手は、シーズン中と同様、リズム・テンポの良いピッチングをして、四球は0。
 一方の韓国のソ・ジェウン投手は、四球は1つだったものの、常にカウント2エンド2とか
2エンド3と打者を打ち取るものの球数が多くなってしまいました。
 これが、結果的に、韓国の攻撃のリズムを悪くしてしまい、日本に先制をもたらしたといえるでしょう。

 第2に、0対0で向かえた6回と7回の韓国の投手交代です。
韓国は、ソ・ジェウン投手3安打1四球の代わって、左腕ジョン・ビョンドゥ投手を継投しました。
 確かに、ソ・ジュウン投手のリズムが悪かっただけに、後退もやむを得なかったでしょうが、
日本の上原投手が2安打無四球のピッチングで続投していたなかでの投手交代で、
その後を託された投手は、より緊張してしまったでしょう。
 さらに、7回、松中選手のツーベース後の継投はやや拙速だったと思います。
点数が入っていないのですから、キム・ビョンヒョン投手に交代をする必要があったかといえば、やや疑問です。
 確かに、多村選手は左投手に強いので、正解だったかもしれません。
しかし、多村選手のバント失敗の後に、今江選手に代わって左の代打・福留孝介選手が
出てきた場面では、投手交代をすべきだったでしょう。
 それは、右のサイドスローのキム・ビョンヒョン投手の投球は、
右打者に対しては、ボールが打者から逃げていくために、有効でしたが、
左打者の場合は、ボールが打者に向かって入ってくるため、甘いボールの場合、
引きつけて、たたけば、ライト方向に大きな打球が飛ぶケースが多いからです。
 結果的に、福留選手が、ボールを引きつけた上で、すくい上げて、ライトスタンドに本塁打を放ちました。
 まぁ、それにしても、今大会、不振の福留選手を代打に送った王貞治監督の采配は、素晴らしいものでした。

 第3に、宮本慎也選手の代打起用です。
宮本選手は、アテネ五輪でキャプテンを務めるなど、精神的な柱であり、
今回は、なかなか、打席に立つことはありませんでしたが、やはり、
宮本選手が打席に入ったことで、チーム全体に良い雰囲気が流れたと思います。
明後日の決勝戦でも鍵となる選手でしょう。

 第4に、松中選手のヘッドスライディングでしょう。
やはり、仕事人で、走力には自信のない松中選手のヘッドスライディングで、
チーム全体が盛り上がったことでしょう。

 第5に、イチロー選手のハッスルです。
今日は、第1打席のライト前ヒットと盗塁、第2打席の内野安打と盗塁、
第4打席のダメ押しのレフト前タイムリーとサムライ魂を見せてくれました。

いや~、素晴らしい試合でした。感動です。

なお、もう一方の準決勝、「ドミニカ共和国」対「キューバ」の試合は、
3対1で、アマチュア球界No.1のキューバが勝利し、見事、決勝進出を決めました。

さぁ、明後日(3/21)、日本の対戦相手となるキューバの印象ですが、
攻撃・守備ともに、粗雑な印象を受けます。
しかし、国際試合での経験は豊富さ、そして、チームワークが抜群で、
何といっても打線のパワーはずば抜けています。

ピッチャーは、広いストライクゾーンを大胆に、かつ、緩急をつかって、
積極的に攻めていかなければならないでしょう。
その意味でも、気持ちの強いピッチャーの活躍が期待できます。

他方、バッターは、落ち着いて、一球一球を慎重に見極めながらも、
堅くならずに、積極的な打撃をする必要があるでしょう。
さらには、大切な場面では、大胆な代打起用法も必要でしょう。

さぁ、決勝戦の先発予定は、松坂大輔投手。
シドニー五輪、アテネ五輪では、大切な試合で打線の援護を受けられず、
不運にも相手チームに先制されてしまっていますが、
明後日の決勝戦では、ねばり強く、根気強く、何が何でも先制を許さないよう、
攻めに攻めるピッチングをしてもらいたいものです。

また、宮本慎也選手の起用方法が試合の鍵を握ると思います。

最後に、今日のようなバントミスをしているようでは、キューバには勝てませんし、
今日の韓国戦勝利に酔いしれてしまっては、いけません。

気合いを入れて、何が何でも「世界一」を目指してもらいたいものです。

~ムッシュ・いけふくろう~

WBC速報「王ジャパン、奇跡の準決勝進出」(いけふくろう通信第126号)

2006-03-17 12:45:16 | スポーツ
先ほど、アメリカ対メキシコの試合が終了し、2対1でメキシコが勝利しました。

この結果、2次リーグ・プール1(1組)は、韓国が3勝で文句なしの準決勝進出が決まりました。
一方、アメリカ、メキシコ、日本が1勝2敗で並びましたが、今大会の規定により、
日本が準決勝に進出することになりました。

全く、奇跡といっていいでしょう。

なお、日本対韓国の準決勝戦は3/19(日)に行われます。

3度目の正直となるか、2度あることは3度あるとなるか、非常に見逃せない一戦です。

ぜひ、王ジャパンには総力戦で戦ってほしいものです。

~ムッシュ・いけふくろう~