ねこやまいけふくろう

日々の暮らしで、気になったこと

ipod classic5G(HDD30GB)の謎

2017-03-13 21:42:06 | DIY

数年前に娘が結婚で出ていった時にゴミ箱に捨てられていました。

汚れていて綺麗に掃除しました。なぜ捨てていったかはすぐわかりました。イヤフォンが片チャンネルしか音がしません。イヤフォンプラグをさして、回したり、斜めに力を加えると一瞬ステレオになります。
アルミ箔をジャックに突っ込むと良いとか、いろいろネットにあったのでやってみましたが根本的な解決になりません。
とりあえず、電池を交換。30GBのHDDは32GBのCFに交換。ドックコネクタからライン出力を取り出し、自作の74HCU14を使った電池2本のヘッドフォンアンプを作ってApple Losslessを聞いてみるとなるほどいい音がします。
しかし電池の持ちを考えて、単三2本を使ったヘッドフォンアンプは、いかに良いコンデンサを使っているとは言え、持ち運びには不便です。
音楽プレーヤーや英語の勉強には、WIZZPを使っていますが、1台は2GB、もう一台は4GBでちょっと容量が不足気味です。音はいいですよ。MP3ですが。
そこでやはりipod classic 5Gを使おうと、イヤフォンジャックの修理を思い立ちました。しかし、ネットにはこれを娘の部屋のゴミ箱から発掘した時点でイヤフォンジャックのパーツはどこを探しても売り切れでありませんでした。
こなったら、イヤフォンジャックをを修理しようと久しぶりに、ipodを開腹します。


ジャックの2本のネジを外してイヤフォンジャックを取り出します。ケーブルも外します。Rchが聞こえないので、まち針の先を曲げてジャックの中のRchの接点を引き起こす。何回かつついてはひっぱりして、イヤフォンを挿し込み、テスターで導通を確かめるとOKとなっているのだが、ケーブルを接続し、イヤフォンジャックをネジ止めしケースを閉めて再度イヤフォンを挿すとやはり、治っていない。これを数回繰り返しましたが、拉致があきません。
こうなったら新しい普通のイヤフォンジャックを移植する以外にないと決意し、まずイヤフォンジャックがつながっているフィルムケーブルの接点を確認します。


ステレオプラグを挿し込み、導通をテスターで調べて、新しいイヤフォンジャックと0.1mmのAWGケーブルを使い接続して、開腹したまま音を鳴らしてみると、みごと治っています。


これに気を良くして、古いイヤホンジャックをフィルムケーブルから外し、新しいイヤフォンジャックとフィルムケーブルを接続してみます。やはり開腹したまま音を鳴らしてみると、こんどはどういうことかカラオケ状態になってヴォーカルが消えています????。その上、異常に音が小さいです。配線を間違えたかといろいろつなぎ変えてみても一向によくなりません。

フィルムケーブルからジャックを取り外しただけで、こんな事になるとはガテンがいきません。そこで、新しいイヤフォンジャックから、取り外したもとのイヤフォンジャックとつないでみたが、これも変化がありません。諦めかけたとき、たまたまハンダ付けのためにフィルムケーブルを固定する鉛のおもしを置いたところ、音が復活するではありませんか。どこかがショートして音が復活する????。
結局、赤丸のところのチップをショートした時に復活することがわかりました。ヨリ線を解いたものでショートさせて完了しましたが、意味不明です。


散々まち針でつつきまくった古いイヤフォンジャックで、きちんとステレオで、しかもいい音で聞こえている。新しいイヤフォンジャックにしようかと思いましたが、元からあったイヤフォンジャックはネジ止めができるのでそのまま使うことにしました。0.1mmのAWGケーブルを使った配線はそのまま折りたたんで、組み立ててしまいました。


果たしてイヤフォンジャックが悪かったのか、フィルムケーブル上のチップ部品が悪かったのかよくわかりません。果たしてチップ部品はコンデンサなのか、コイルなのかも不明で、ショートしてよかったものかどうかも不明です。ご存知の方がおられたら教えていただければ幸いです。


リチウムイオン電池充放電器の作成

2017-03-13 21:14:49 | DIY

リチウム電池充放電器の作成と銘打ったものの、右側の充電は1チップの充電基板と電池ケースを6個並べただけで何の工夫もありません。

 

2015年12月にアマゾンでTP4056を使った基板を14個購入。1個180円でした。Aitendoさんで1個450円で売っているリチウムイオン電池充電基板(1A) [CHR4056-MU1A]と同じものです。
2個、充電電池を逆に入れて壊して、6個をこの充放電器で使い、その他にも充電器に使って残り3個になりました。
そこで今度は中国から1ロット5個で0.9USドルを4ロット合計20個購入。3.6USドルでした。送料無料だった ので日本円で1個約20円の計算になります。下が拡大図です。

左側は放電用で、電池ケースは6個セットしていますが、放電基板は1枚で2セットを3枚作りましたが、実際にパーツを置いて作成したの2個で4セットのみです(下)。あと1枚の2セット分は作業が止まっています。1A定電流放電で、約3Vで放電停止になります。定電流放電は2Ωのセメント抵抗にオペアンプとNchFETです。約3Vでの放電停止は1A定電流放電のFETを、トランジスタのベース電圧を使って、オペアンプからの信号をPNPトランジスタで制御しています。

放電状態は各電池端子からP12F675を使って同時に4ch分をパソコンに取り込みます。
これはエアーバリアブル氏が「4チャンネル10bitアナログコンバータ "豆AD"」として公開してくださっているものを、電源ONで4ch、1秒ごとに送信するように少し変えて使わせてもらっています。パソコンのソフトはこれまたC2D2.co.jpさんの提供してくださっているエクセルロガーを利用させていただいています。

さて充電電源ですが、1個50円の5VのACアダプターの中身を取り出して6個、放電コントロールに1個の合計7個使っています。こうすることで、6個まで直列接続のリチウムイオン電池を接続したまま、同時に個別に充電できます。