ねこやまいけふくろう

日々の暮らしで、気になったこと

PLEXtalk(プレックストーク)のスイッチを修理する

2019-10-31 17:03:44 | DIY

プレックストークはシナノケンシが発売している、視覚障害者用のDAISY(デージー)再生専用機器です。

 
中央下の再生・停止ボタンの停止が強く押さないと効かなくなった。強く押しても効かない時があるとのこと。
ナノケンシが発売している、視覚障害者用のDAISY(デージー)機器はこの他に録音専用機のDRシリーズなどがあり、視覚障害者用に大きなボタンで操作するようになっているが、いずれも基板上のプリントパターンを導通シリコンラバーでスイッチングする構造になっている。
いままで、DRシリーズも編集で多用する再生・停止ボタンの不具合が起き、治してきた。といっても導通シリコンを新規に貼るだけである。
また、長期にわたって使われる再生専用機器のプレックストークは、スロットインのCDドライブがCDを読み取らなくなったり、CDを吸い込まなくなったりすることもある。古いプレックストークのドライブはパラレルATA(IDE)のCDドライブ、新しいプレックストークのドライブはシリアルATA(SATA)の薄型スロットインCDドライブが使われている。
現在IDEの薄型スロットインドライブはほぼ入手不可能で、メーカー修理に出せば治るが、費用が高くつくので通常のトレー型の薄型CDドライブに置き換える以外になくなっている。さらにIDEのトレー型薄型ドライブも入手難で古いノートパソコンから外して来る以外になくなっている。
プレックストークは視覚障害者の方には自治体から補助があるので安く購入できるが、一度購入すると10年位は再度補助を受けられず、修理費用の補助も聞かない。
 
開けてみました。
裏のビスと、電池ボックスの中にある都合7本のビスを外します。
 
 
 
ドライブはTEACのスロットインドライブです。SATA接続です。もしこれを交換するようになっても新しいのでアマゾンで見つけることができます。
 
 
基板をすべてはずした状態です。手前中央の黒いシリコンラバーの左の部分が汚れているか劣化してるようです。
紙やすりで表面を削ってもしばらくは復活するでしょうが、新しいシリコンラバーを貼り付けたほうが良いでしょう。
このような時のために中国から取り寄せたシリコンラバー各種サイズのセットです。
 
 
新しいシリコンラバーです。
 
 
これをセメダインスーパーXで貼り付けます。普通接着が難しいシリコンなどでもセメダインスーパーXは接着してくれます。
 
 
竹串で少量のセメダインスーパーXをもとのシリコンラバーにつけて、新しいシリコンラバーをそっと載せて、接着剤がはみ出さないように抑えます。
1時間位で動かなくなりますので、そっと触れてみて動かなくなったら元通り組み立てて終了です。
 
修理後はごく普通に、停止ボタンは機能するようになりました。
 
 
 

蛇の目基板の購入

2019-10-31 16:44:01 | DIY

表面実装のチップ部品を使いことが多くなって、基板制作はエッチングがほとんどだが、たまに回路をテストするときにブレッドボードではチップ部品は使えず、蛇の目基板を使っていた。

amazonをウロウロしていると、安い蛇の目基板が目についた。

気がつくとストックしていた蛇の目基板も底をついていた。そこで4セット注文してみた。安い電子部品で送料無料はほとんど中国本土からだから到着まで日にちがかかる。

到着しました。

 
開けてみます。
 
 
 
断面を見ると多少反りはあるが、この値段なら文句は言えまい。秋月だと紙エキポシで1枚70円である。さすがに秋月の商品に反りはない。
2.54ミリピッチは、チップのFETや1608の抵抗などを実装するのに都合がよい。
まだ使っていないのでなんとも言えないが、テストで使うので大丈夫のようだ。
 

SOFTBANK銀SIMのカット

2019-10-31 16:04:20 | PC

12年以上使っているsoftbank携帯が流石に調子が悪くなる時があって、中古スマホを購入したものの、今時はsimがnano-simだ。

電話はX01-HTで2006年当時出たばかりのスマホだったが、標準sim。一時期mnpをやりかけたが、今はもうないホワイトプランに楽天でんわで通話しか使わない状態なので、こちらの方が安いこともありそのままになっている。

しかし携帯の劣化は時間の問題なので、sim交換をしてくれないsoftbankなら標準simをnano-simにカットする以外にない。もし失敗すれば、携帯紛失などで、sim再発行をすればなんとかなる。

ということでamazonで評判の良いAerb SIMカッターを購入した。

付属品はカッター本体とmicro-simをnano-simにするアダプタと、カット後のsimをセットするためのアダプタたsimトレイ取り出しpinと説明書。

 しかし、勇気がなくて実行は先送りしていたが、X01-HTが不調になることが何回かあったので、意を決してやってみることに。

説明書やwebの書き込みを参考に、標準simをカッターに挿入し、一気に打ち抜いた。結果がこれ。

nano-simを標準simのコネクタで使うアダプタに入れて、X01-HTに差し込んだのが下の写真。

 
恐る恐る電源を入れてみると3Gのマークが立って、通話が可能となった。
 
 
この記事を参考に、simカットをやって失敗しても、当方は責任をとれませんのでよろしく。