今日の一貫

山形97戦略会議 仕切り直し

山形県が自信を持って進める、新品種山形97の販売戦略会議。
30日には、斉藤実施本部長が出席して、品種名称を決定する手はずだった。
それが、落選で、スケジュールが混乱している。

新知事の下どのように進めるのか?
実施本部長が知事である以上、県は、新知事の考え次第、といったスタンスのようだ。
ただ、新知事が何らかの方針を出すにはあまりにも時間がなさ過ぎる。
新しい知事の背後には、岸宏二自民党参議院や舟山民主党参議院がいると言うから、農政に関してもある程度の情報は入っているのだろうが、97号に特定した情報が入ってるとも思われない。

本日、とりあえず県が出した結論は、「30日の会議は延期」、ということだけ。

考えてみれば、私はこの「山形97号ブランド化戦略会議」の委員長なのだが、本部長(知事)と一度もじっくり話したことがない。農政の専門家が近くにいながら、彼の在任中県の農政のありようにコメントを求められたことは一切なく、ましてや特定のイッシューに関して意見を戦わせたことも皆無だ。これは不思議なことだ。あり得ないといっていい。私も意見を言おうとはおもわなかった。シャイな人だったのかもしれない。

それが選挙最中に、朝日新聞の記者から、知事は「生産調整廃止」を急遽スローガンにあげたがどう思うか、を聞かれたことがある。聞いて驚いた。彼の立ち位置が全くわからなくなったからだ。これまでの流れから言って唐突すぎるし、変だと思った。彼は、生産調整策にこだわる中央会長と軌を一にしていたと思っていたからだ。
しかし、本来彼は改革の人だったのかもしれない。乱世に力を発揮する人かもしれない。そうした意味ではまだ将来のある人なのだろう。

加藤紘一衆議院の責任も大きい。山形県内の保守をまとめようという気はさらさらなく、敗因を、麻生政権にすり替えていた。それが今の自民党の実態なのだろう。加藤先生、次は民主党政権の首相間違いなしかもしれない。

それにしても、荒木君の奥さんが副知事に就任したのは夏のこと。時間はまってくれない。我が国の改革は、あっちへ行ったりこっちへ行ったりではありながら、スピードが速くなった感がある。
いったいどこへ行くのか、、今年は、そんな年になるのだろう。
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