品目横断の説明会を開く。
日本農業新聞によれば、参院選の総括をしたことになっている。
敗戦の理由探し。
敵は本能寺、本能寺は米価。そんな意見が出たという。
以下農業新聞の報道だが、自民党の動揺が広がる。
米価が敵なわけないだろうに。
現に農協議員は45万票という大量得票で当選してるのだから。
むしろそうした発想が、農業を萎縮させてしまったのでは、、ないでしょうか?
今回の選挙結果を、自民党、安倍政権のエラー、安倍首相の資質問題と言ってきたが、あえて民主党が主体的に行動して勝った理由を挙げてみれば、「ばらまき」につきるのでは?
「ばらまき」、「利益誘導」,「業界への対応」。それを言葉を換えて生活者への対応と言い換えている。
それに敏感に反応するのが自民農林族。
こちらはばらまき本家。
本家が分家に母屋を取られてはたまらない、、、が、本音かも知れない。
米価が問題と発言し口火を切ったのは日本農業新聞によれば、山田農協議員だという。
しかし、農民に利益誘導するにしても、米価維持、市場反対、はないだろうに、、、
必要なのは、財政再建。景気浮揚。そのための体質改善ではないのか、、、
以下農業新聞
自民基本小委で続・参院選総括/敵は“米価にあり”2007/08/10, 日本農業新聞, 2ページ, , 697文字
参院選の敵は民主党ではなく、米価だったのではないか――。前日に引き続き参院選を総括した9日の自民党農業基本政策小委員会では、歴史的な大敗と米価下落を結びつける見方が広がった。
一連の米政策改革で年々、国の関与が薄れる中、政府・与党として何ができるのか。自民党は対応を探り始めた。
担い手重視の自民党農政は“切り捨て”なのか。全販売農家への民主党農政は“ばらまき”なのか。参院選での両党の農政論争は主に、施策の対象者の範囲に絞られた。このため、8日の農林水産物貿易調査会での総括でも、議論は担い手重視の構造改革路線の是非に吸い寄せられた。だが、9日の議論の流れは違った。
「米地帯で負けている」。切り出したのは鹿児島県選出の野村哲郎氏だった。ある農業関係者はこう言ったという。「民主党のちらし(米価60キロ1万5000円)が実現できないことは分かっている。しかし、夢を見させてくれた。自民党は何をしてくれたのか」
「東北などの米地帯が苦労しているのは米価が上がらないからだ。何か手立てはないのか」(山田俊男氏)、「米は市場に任せすぎた。価格を下支えせざるを得ない状況になっている」(近藤基彦農林部会長)などの意見が相次ぎ、同委員会の遠藤武彦委員長は「(参院選総括の)要は米だ」と引き取った。
自民党全体の参院選総括責任者でもある谷津義男総合農政調査会長は担い手重視の改革路線には揺るぎがないことを強調した上で、「勇気を持って修正すべきは修正する」と明言した。
「官から民へ」と突き進んだ小泉政権下で米政策にも市場原理の導入が加速した。それをどこまで修正するのか。国会論戦での焦点に浮上しそうだ。
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