今日の一貫

石破大臣動く まず生産調整の見直しに意欲

本日の日経新聞をはじめ共同が全国に発信。
減反見直し。
2010年度予算がひとつのめやす。
したがって09年度での議論と仕組みの検討が必要。
農水省、またやる気が出るイッシューがでてきたのではないか?
規制改革会議の3次答申を最大限、尊重する閣議決定をした結果。


農相、減反見直しに言及、「検討の必要性」、米価の変動予測も。2008/12/29, 日本経済新聞 朝刊, 3ページ,  , 461文字


 石破茂農相は二十八日のフジテレビ番組で主食用米の生産調整(減反)について「減反政策、本当にこれでいいのかという問題意識は持っている」と述べ、制度の見直しを検討することを明らかにした。生産調整を段階的に廃止した場合に、米価がどの程度下がるかなどのシミュレーションをする必要があるとの認識を示した。
 石破農相は番組出演後に記者団に対し「生産調整はやむを得ざる政策としてやっている」と発言。白紙の状態で議論をすることを明言し、「やめることを前提にはしないが、いろんな角度から検討を早急にする必要がある」と述べた。
 日本はコメの作り過ぎによる価格下落を避けるため、作付面積を強制的に減らして麦などに転作する生産調整を一九七〇年代から実施している。ただ、コメ作りの創意工夫を損なうなどとの不満も多い。世界的に食糧不足が懸念される中で、制度のあり方を問う声も強まっている。
 農相は農業従事者の減少や高齢化、耕作放棄地の激増などの事例を挙げ、「農業の持続性が失われている原因の一つとして生産調整があるという認識を持っている」と語った。

コメント一覧

senjuya
外国紙は補助金を指摘
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=11049284
各国の農業事情を述べてるが結局は農業補助金が問題ではないかと、日本の場合農業補助に5兆円、農業土木に6兆円これは農民には1銭も入らない、ドイツでは総て農民に出し彼らが農地を改良してるのに、田中角栄が土木業者しか出来ないようにして、見返りをもらった歴史が続いてるからでしょう。
MA米の貯蔵に150億円も使ってることも問題が多い。
品種の改良に10~15年掛かるのも問題らしい。
反当り10俵取れてた小麦が7俵に減少も問題だと、これは農業にかかわる根本的な問題で江戸時代から種子の交換のために、お伊勢参りがはやり、東海道53次など出来たくらいです。53と言う数字は1年間52週+1と言う意味の仏教上のきまりです。
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