松岡前農水省は、専門に精通している大臣との評価が小泉・安倍と非常に強かったという。それで、かなり無理をしてでも農水大臣をお願いしたという、
これ公式見解。
正直笑止千万。
農水官僚から政治家になった人は結構いるが、何のための農水行政かという点において錯覚していたのではないだろうか?
政策の評価や人間の評価は結局、何のためにといった「思い」の崇高さによって評価されるべき。
「千万人といえども我いかん」の発想があるか。
その際の基準は徹底した「利他」でしょう。
私利私欲では明らかにないはず。利己、私益の為に、、、ではないはず。
この「利他」、いわれるほどに簡単ではない。
当方、何かこのごろ、学内での「こづかいさん」をやってるような気がする。
今年で4年目にはいるが、学部長だとか研究科長だとかいうのは、結局のところ他人の為に仕事をやってるようなもの。
特に私がいる様な所は、私大や国立大と違って、戦略的事務機能のほとんどをこちらがやらなければならない。どういう訳か、学部長や研究科長にかぶってくる。とすれば、管理手当もほとんどない状況で、それをやらざるをえなくなってくる。さらに、補佐するアルバイトを雇えればいいのだが、それもできないという。
はてさて、そんなにしてまでやらなければならない仕事かとつい愚痴を言ってみたくもなるが、自分が関わった大学が少しでも良くなれば、と思うより他ない。
今日も土曜日とて、自分の仕事を棚に上げ、大学の仕事を今までやらなければならない状況。
これ一重に「利他」か?
そんな崇高なものではない。
しかし、人生のそうした巡り合わせなのだろう。
アドボケイト、支援、なのか?
それもどうか分からない。
赤城農水大臣、名誉だろう。
自分が号令をかければ、官僚は動く。
しかし、大臣、やはり天下国家を自分の死後を射程に入れて考え行動して欲しい。
48歳ならそろそろそうしたことが分かる年頃だ。
松岡大臣の中国への輸出は、果たして天下国家のために良かったのか?
こと中国に関しては私はよかったとはとても思えないのだが、、、
またバイオ燃料も日本の農業の為にといっていたが、、、それもそうとは思えない。
赤城大臣には賢明な対応を期待する。
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