今日の一貫

西鬼怒川地区の自然農村維持活動 農地水もNPOで、、

栃木県、鬼怒川右岸地区、西鬼怒川地区の自然農村維持活動がなかなかいい。
「西鬼怒川地区グランドワーク活動センター」なるものがある。
ここはそれでも宇都宮市内。旧河内町。
2月29日訪問。
いろいろな団体が相互間連を持って存在している。
エコビリッジ推進委員会。
運営委員会。
ワーキンググループ。
NPOエコネットかわち

また活動も、どじょう水路の草刈り。水路の清掃。フクロウの営巣。様々な野鳥の観察。生態系保全。

そんな中でおもしろかったのは、「農地水環境保全向上対策」への取り組み方。
結局、上記のような活動は、今般の農地水環境の保全と密接に結びついている。
農水省の実施要項だと、水路保全していくらとか、有機対応でいくらとか、が決められているが、「にしきぬがわ」地区はそうした取り組みをもともと行っている。
そこで、この補助金、4400円/10aの15%を、この事業の事務経費として「エコネットかわち」に払いやってもらう。この地区およそ800haで528万円の収入がある。
多くの地域は、これを農家に依頼し、農家はふーふー言いながらやってるのが現実。
農村地帯に、NPOが作られ、それが資源つぃてののうちや水を管理できる仕組みだ。
農村にある旧来からの組織が、補助金の受け皿でその額が少なくなるにしたがい運営が困難になったり、はたまた高齢化で疲弊している昨今、こうした「にしきぬがわ」の様な取り組みは推奨されよう。
いろいろな人がいろいろに関係してるので、その点が少々大変になることはあるかも知れないが、しかしそれはまた強みでもあり、それぞれの人の関心で参加でき、自発性が喚起され続ける限り、農村の農地や水は維持され続ける戸tになる。しかもそこに事務機能が付いて、土地改良区の何十分の一、あるいは何百分の一かも知れない補助金で運営される。

やはり農村には、多くの国民が参加するようにしなければならないのだろう。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「農政 農業問題」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
2022年
人気記事