97年には約四千件、四千人の女性社長が誕生していた。
02年には八千件と5年で倍増。
農村の新たなムーブメントになるかと見ていたが、それから5年後の07年には1万弱デ、現在もそんな状況。しかも赤字が多い。
増加したのは、直売所や農家レストラン、加工施設などだが、成り行きで増加していた。
我が国の農産物市場は、地物への訴求が高い。
「おとりよせ」が盛んなように、野菜や特産物は国産しかも地域特産に人気がある。
今でもそうだと思うが、90年代後半はそうした市場がなく、農村女性起業は成り行きでも成功したのだろう。
しかし食品業界は名だたる競争の社会。
こうしたおいしい市場をいつまでも放っておくはずがなく、様々な企業が参入している。
そうなると、なりゆき農村女性起業が不利になるのは言うまでもない。
つまり農村には、マーケティング力やビジネスセンスがなさ過ぎるのだろう。
棚からぼた餅市場を期待しすぎてるのかもしれない。
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