今日の一貫

JR東海農業に参入

先週の農業のの話題は、JR東海が農業に参入すること。

ビジネスモデルは、
農地は特定農地貸付制度、つまり耕作放棄地のリース制度。常滑市あたりで、、。
耕作者は、JR東海商事の社員
作物は野菜。レタス、ほうれん草など。
販売は自社利用。弁当の食材。レストランなど。
将来は他へも販売。
農協や農家との連携は不明。

このところの企業参入は、
①農協や農家とと如何に連携するか、、、か、、あるいは
②農協が手がけないものに手を出す、農協と済み分け戦略か、、
前者は、7&I方式。後者は、トヨタ方式。

また
①川下まで流通ルートを持っている方式か、
②生産にポイントを置く方式か、、

東海は、まだモデルの全貌がわからないが、流通ルートを持っているので、農協との棲み分け方式で、行くのだろうか
しかし、特定農用地貸付制度はで大丈夫なのだろうか?
優良農地でないから、撤退が続いているのだが、、愛知常滑市あたりだと優良農地の耕作放棄地があるのかも知れない、、。




R東海、農業参入、野菜栽培、駅弁の食材に。2
008/10/16, 日本経済新聞 朝刊, 11ページ, , 365文
東海旅客鉄道(JR東海)は十五日、農業分野に参入すると発表した。子会社を通じ、耕作放棄地を活用してレタスやホウレンソウなどの野菜を栽培、駅で販売する弁当やグループ企業が運営する飲食店の食材に使用する。まず愛知県内で農地を取得し、二〇〇九年度中の事業化を目指す。
 子会社のジェイアール東海商事(名古屋市)が実際に農業を手掛ける。現在、愛知県南部の常滑市で耕作放棄地の選定を進めている。自治体から借り受ける形で農地を取得する見通し。レタスやホウレンソウ、水菜などの葉物類を中心に、ジェイアール東海商事の社員らが農作業にあたる。栽培した野菜は当面はグループ内で使用するが、将来は外販も検討する。
 株式会社の農業参入は二〇〇五年に認められた。農地は購入できないが、市町村の仲介で耕作放棄地をリース料を支払うことで借り受けることができる。

コメント一覧

真言
社員の給料が賄えるか
儲からないで後継者の出来ない農業。
企業の参入で農業コストが見えて参考のなるでしょう。

農業者が能力不足なのか、農業を取り巻く諸制度が足枷になっているのか・・・。
農産物によっても違いはあるでしょうが、農業者の農業技術はともかく経営能力に疑問符が経済界からつけられているようですから・・。
龍馬の父
モデルケースだけで終わらない様に
お世話になっております。
少しづつですが、新しい農業の改革が始まりつつありますね。
基本的には、人は食べなければ生きていけない訳ですから。

企業が、そこに従事する社員の方々に賃金だけではなく「食」の一端を補償する、また共に育成していく。
新しい「容」と言えましょう。たぶん、「日本国」ならではの新型農政改革となるでしょう。小生の従事する会社でも、見習って取組みたいなあと考えます。
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