今日の一貫

米を売りたいのでしょうか?売りたくないのでしょうか?

新潟コシが反転した。

横車を押して政府に米を買わせ44万トン隔離したものの、経済法則にはかなわなかったというもの。
人為は経済法則に勝てない、
人為でも良いが、経済法則を無視した政治主導の人為は社会を混乱させるだけ。

政治が全てと思ってるらしい栃木4区西川公也先生、さぞかし残念だろう。

ところで、この西川公也先生をはじめとする自民党の農業基本政策小委員会の面々にはこの財政出動による政府米購入によって何が生じたかを理解してもらう必要がある。

せっかくコメが売れる状況になったのに、瞬間的に高価格維持をしたために、コメが相変わらず売れなくなった。消費が低迷したのだ。
果たしてコメは安くして売れた方がいいのか、あるいは高値(といっても経済原理での決定するより高いという意味だが)、高く維持して売れなくした方がいいのか?

そこのところ、農協=政府は常に後者を選択しているが、彼らはなぜ売れない米を再生産しようとしているのか、どうもよくわからない。

コメント一覧

ikkann
農業界にあって、どうしてこのようなまともな意見が出てこないのでしょうかね?
市場が全て悪い式の議論が多すぎるように思います。
市場とお友達になれば、お客さんが何を求めてるのかわかってくると思うのですがね。
これからは、しっかりと土づくりした米しか売れなくなる時代が来るように思います。
Unknown
ごもっともな意見だと思います。

けれど、いち現場にいる人間の感覚ですと
米不足以後、ずっと安値が続いていたわけですが
「安いから売れる」「安くしないと売れない」
ものではないと感じています。

なぜなら、最近全商品を値上げしたのですが
売れ行きは変わらないのです。

大切なのは、(私が思うに)
環境、健康、安全、美味しさを消費者にしっかりと伝え
適正な価格で売ることだと思います。
それこそ、遠回りなようで
もっとも近道な気がします。

お客さんは「安さ」よりも「本物」を
求めているのだと感じています。
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