MA米は、これまで国内主食用に91万トン流用しているが、そのほとんどはSBS米。
売買同時入札制度。
商社が国内ニーズにあったコメを世界から探し、卸業者と連携し、国内流通を前提として輸入するコメ、、。政府は、市場の価格等を調査するために輸入すると位置づけている。
値頃感があるが国産米よりは高い。
マークアップを国がとるため。
マークアプの上限は、㎏292円だが、通常は150円前後。
SBS米は結果として300円前後、、。
国産より高い。
だから、付加価値がないと国内流通はおぼつかない。有機米や、バスマティなど、本当に欲しい人は多い。
それだけに「MA・SBS」で入る米は、国内ニーズのある米。
それが毎年10万トン近く輸入で、その数量は、定着している。
これが広がったら、はたして日本のコメは?
主食用コメは入ってない、、と農水省は言うのだが、、、
しかし、こうしたコメの存在は消費者には良いことだ。
USAライス連合会は、SBSではなく、一般輸入の拡大を要求している。
SBSにしろ、一般輸入の加工米にしろ、、日本の米の消費拡大を担ってるのがMA米という現実だ。
本来なら、国産米で、ニーズの掘り起こし、消費拡大をしなければならないところだ。こうした現実を見せられるにつけ、、、いかにも悲しいではないか、、。
消費拡大米が、MA米や、SBS米だというのは、やはり日本の農政がおかしい証拠ではないか?
ところで石破大臣、就任早々、「MA米を減らすにはどうすればいいのか?」との発言を御下賜賜ったそうだ。
農水官僚何と答えたか、聞いてないが、興味あるところ。
「大臣それは無理というものです」と答えたか、、
「大臣それは農水省と全国農協中央会のパイプを切断すれば、できます」、、と答えたか。
まーどちらも言わなかったとは思うけれど、、答弁内容たるや興味のあるところだ、、?
まだそれでWTO対応を抜本的に見直すところまで入ってないのだろう。
何せ、1ヶ月後にはいなくなるかもしれないし大臣だし、、たとえいたとしても官僚は、2-3年は耐えられるのし、、、
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