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卸の倫理観を  横浜 神奈川米商 崎陽軒 珠江飯店28日

横浜崎陽軒。神奈川主食卸組合のトップセミナー、神奈川は群雄割拠。むらせ、ミツハシ、木徳神糧、荒井商事などなど。みな「スネに傷はないけど」といいながら、やはり「全農秋田以後」が気になる様子。全農はしばらく厳しいとの観測が場内から漏れ伝わってくる。

日経新聞に、「コメ価格底入れ」の記事あるも、全米販古橋政弘常務の話は、まだ150万トンある、月30万トンとしても今後5ヶ月もつ、およそそんな報告。卸からの引きはない。価格の底入れ感はないのだろう。日経新聞は前回の入札から記事にしたもの。当たるかどうか?実務者は否定的であった。

私の話は、コメ流通は、第二ラウンド完全なビジネスの世界へというもの。食品流通業界で普通にやられていることを米業界でも普通にやり早く脱皮できたところが勝ち。①成熟消費社会への対応。アッパー市場やライフスタイル市場へのストーリー性ある販売と、ボリューム市場への資本の論理による合理化等による提供。②卸の存在意義を問う必要性、米製品製造業か、流通業か、販売業か、食品卸か、炊飯業者か、ご飯提供業者か、③同時に市場でのプレーヤーの倫理観必要と訴えたが、

質問3点。①EUの直接支払いと基本計画の違い。②トレサへの考え方。③全農のあるべき姿。
横浜崎陽軒の建物は建てたばかりのようだが立派そのもの。エレベーターが違う。トイレの床も違う。手洗いも違う。大正(あるいは明治か?)レトロの感じ。

その後、ミツハシの田代常務、柳橋場長、古橋政弘常務と4人で横浜中華街「珠江飯店」へ。広東料理で私に最も会う中華の味。ミツハシにはMYUの学生が内定しているので御礼多。来年も御願いします。
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