今日の一貫

農業を大切にというけど、手法が農業界と違う?

再び伊豆会議ネタ。
この会議の世話人が、メンバーに、アンケートをかけた。

以外の結果が。
食糧自給率40%への見解。

答えは、82%が農業を重視すべき。

一昔前は、国内農業に頼らなくても、外国産農産物に依存した方が、効率的だし、経済的、とする意見が支配的だったのと比べると、今昔の感あり。
特に高度経済成長時代は、国内農業に依存しない体制をいかに作るかに普請、海外からの農産物輸入に真剣に取り組んだ。
これをどう考えればいいのだろうか?
理由の一つは、国家間が醸成されつつあるということではないか。
小泉政権は、否が応でも、国際社会の中での日本を意識せざるを得ない構造を作った。
靖国、イラク、拉致、憲法と、国家をどう意識するのかが問われ始めた。
これまでのように、対米従属で、アメリカの傘に隠れてというスタンスが明らかに違ってきて、相対的な自立を求められている。
そんな中での食料主権意識が国民の間に醸成されつつあるのではないか。
BSE問題は、食の安全といった側面から、国家観へのアプローチとなった。

しかし、メンバーの農業重視は、単純な農家保護ではない。
一言でいえば、構造改革を徹底して農業を強いものにする、結果として農業の重視という脈絡である。

規制緩和による胃魚いう主の参入、税金を使わないでの競争力強化、産業政策としての農政、自由化促進と補助金の見直し、外国からの参入、帰農運動、等々、対策は、これまでの農政とは全く逆の方向。

私もその方が農業は強くなり、農業が大事にされると思っている。
過疎化対策をこれにリンクすべきではない。
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