今日の一貫

20年産米、需給均衡で米価は浮揚するのか?

さて、今回の自民党と全農の緊急対策でわかったことは、19年産米は既に売り切ったと言うこと(本当かどうかは別にして全農・全中はそういって、10万トンエサ米処理を回避しました)。

ということは、20年産米は、均衡ベースからスタートすると言うこと。
これは非常に希有な状況です。
となれば、現在鳴り物入りの補助金付き緊急対策で進めている7万ha、(20年産では10万haですが)の追加生産調整がそれなりに達成されれば、
米価は維持されるということになります。

気の毒な全農も、これでホット一安心ということになるでしょう。

はたしてそうなるか、、ここは見物です。
私は生産と需要の需給均衡さえ達成できれば米価は維持されるというロジックは間違いだと考えていますので、たとえ、20年産米で生産調整が緊急対策の補助金づけによって成功したとしても、米価は下がってしまうのではないかと考えています。

この点、どちらにいくのか、農政がゆがんでいるのか、あるいは正しいのか、検証の重要なポイントになるでしょう。
ロジックの問題です。
でも多くの賢明な農家はもう気づいていますが、、
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