シン・ウルトラマンを観てまいりました。
シン・ゴジラの時は実はイマイチ面白くないと自分は感じたのです。
東京で働くお父さんには面白い映画だろうが、田舎の女の子は5分でキレるだろうと…
でも、特撮オタク、殊に庵野秀明ファンは怖いです。アンチ感想をうっかり感想に描いて炎上し、作家生命に関わった漫画家さんとかいたんで
とても、面白くないとは言えない空気でした。
さて、その後エヴァのお片付け、劇場版がありましたね…。
なかなか表現が難しいのですが
シン・ゴジラはとにかく、「本格的」でした。
リアルさを追及されていて
軍事シミュレーションとか、政界とか、東京で働く人々讃歌のような部分がありました。
ゴジラ映画はほとんど観てますが
けれど、シン・ゴジラ、あれはエヴァに近くて
ああ、やっぱりエヴァ風かと
ちょっと納得いかない物も感じました。
今回のウルトラマン、
私はシン・ゴジラより好きです。
面白かったです!
「レストランにはお子様ランチなんか無いです、それを食べたいならドレスコード守ってから来て…
本格的な素材で作ったステーキにデミグラスソースに無農薬栽培のサラダに」
ではなくて、
お子様ランチを頼んだら
最高級お子様ランチが本当にでた!
という感じでした。
田舎の女の子は大喜びです。
昔懐かしいDICONフィルムすら思い出してしまった。
「つまりウルトラマン、めちゃくちゃ好きなんですね…」
というオマージュ。本編シリーズを絶対に損なわない。
あれもこれも!になりがちな多数のエピソードから、充分に吟味して、
本当にウルトラマンらしいウルトラマンを作ってあって。
シン・ゴジラのときは
偉い監督が蘊蓄並べて「作ってやった」感を
どっかに感じてしまったんですが(すいません)
シン・ウルトラマンは良いです!
なんせこれ「さあ一緒にウルトラマンの世界へ!」
て事だもの。
とても原作シリーズ大事にしてあって
ザ・空想科学特撮。
登場人物たちにも共感しました。
ネタバレになるので書けないけど。