ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」見ました!

2017年04月02日 | 特撮
エグゼイド、新章突入しましたね。
仮面ライダークロニクル編?
とりあえずそれに先駆けて公開中の、スーパーヒーロー大戦に行きました。

エグゼイドは書くこと多くてまとまりませんわ!
心が躍るな!踊りすぎて祭りだよもう。


で、映画。
さすが春休み中でお子さんだらけ。
当たり前だ、子供映画なんだから。
でも、「シンゴジラ」にはあったお子様の「つまんな〜い」は無く
大変どなたも楽しめた映画でした。

龍騎の北岡弁護士や、本編ではいなくなった九条さんも復活のお祭り。


ゲームの世界が現実を超えるということは?

今から100年前には、ありえない夢だったことも
技術の進歩で「もしかしたら」が可能になってしまいました。

では、その非現実であるゲーム世界を現実にするには?
この現実を消去するしかない。

そんなお話。
ど〜もこれって、放送中の本編と無関係ではないのですよね。
パラドが言う「攻略される側と攻略する側」の下克上的チェンジ。
これ、すごい時代感覚だと思います!

さて映画、
エイト君という天才プログラマーが登場します。
(やたら天才の多いエグゼイドですw)

彼は、感情が無くて、この世はつまらないと言う。

「この世はつまらない」

では「楽しい」ってなんだろう?
「楽」と「楽しい」はどう違うのか?

考えてしまいますね…。


感情が無いと言うエイト君に、「同じ思い」を寄せるのが
同じく感情の起伏の乏しい、キュウレンジャーのナーガでした。
まだキュウレンジャーは始まったばかりで、これから語られる事が多いのではと思いますが
へびつかい座の人間は感情の起伏が無いんだそう。

もし社会的に高度に発達した所で
社会的合理性だけ追求していったら
もしかしたら、人はどんどん「人の社会にとって都合のいい部分」だけ必要とされ
激しく泣いたり、声を荒げたりするようなあらぶる感情って
失われていくのでは無いだろうか?
なんかそういう気がしてきます。


感情ってのは「しんどい」です。
笑ったり、怒ったり、その反応は普通に「トラブル」からくるんですよ。
お笑い、漫才だってトラブルの話ですよ、だいたい。
トラブルがある場合、その対処をするのは戦いであって、決して楽では無いです。

しかし「楽」は「楽しい」では無い。

「つまらない」「孤独」
それがイコールになってる場所は「楽」だと思います。
全てのトラブルを回避できて、何のジレンマも無く
人を思って泣くことも、言動に怒ることも無く、煩わしい関係は一切無い
自分にとっては楽な世界でしょうが
その楽を手にしても、ユートピアは来ないんではないかね。

巨大ロボにモモタロスのギャグに
と、さすが「てんこ盛り」な映画でした。

ただ、弁護士の北岡
もうちょっと出番欲しかったなあ。
医師の3人と、特に大我あたりとで、無資格医師と弁護士ですし
ちゃんとしたドラマパート見たい!と思いました。



そして夏にエグゼイドの映画。

心が躍るなw







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 巣立ちの春 | トップ | 【平成ライダーめぐり】ディ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

特撮」カテゴリの最新記事