何か得られたかというと
特に何も。
この感覚は…「テンプレ化した水戸黄門」
かな。
どこかで見たような世界観、子供たちの為に作られたおとぎ話。
平成のライダーがややこしくなりすぎたのか?
いやでも、平成一作目のクウガって
新しい伝説を作る勢いで、脱子供路線で作られたんでは?
掴みからして漠然としていて
ファンタジーといえど、どこかは現実に結びつけとかないと…。
龍騎と比較されてたりしますが、
龍騎の冒頭はあれ、ミステリー展開です。謎が謎呼ぶ、推理+ホラー展開だから、グイグイ惹き込まれる。
しかも主人公は記者とはいえ、アルバイトでいまひとつさえない。
あれほどの凡人が戦わないといけないゲームに連れて行かれる、
それはそのまま、不条理な社会への疑問とクロスして、本当に良作になっていました。
あえて、仮面ライダーらしくないとか
戦隊もので良くない?とかは
言わない事にしようとは思ってるんですが。
新型コロナでロケしにくいからCGなんですかね、あれ…。
もう何らかの疑問やテーマすら見い出せなくなっていたらどうしよう。
何かに抗い戦うテーマなんてのは、言ってもどうせムダな事だとかいう具合に、作り手のオトナの方がとっくに諦めてしまってて
BANDAIのおもちゃが売れりゃあそれでいいならどうしよう。
クウガはその辺の手すりだかポールだかを、武器に変えてました。
ああいうのが本物のファンタジーであってほしいんですが。
とりあえず設定はわかった。
ただ、危機感がなくて…
今もう普通にしんどい現実ばかりだから、こういうものの方がいいんですかね。
まだ始まったばかりなんで
ここからテコ入れあるはず?