大阪中之島美術館で開催の展覧会「モネ 連作の情景」
は、開催初日に行ってきました。
今年、ちょうど第一回印象派展が開催されてから150年になります。
さてここで
昨年12月に出した本「僕たちは西南戦争を止めようとした」
にも登場しました
西園寺公望。
(描きたかったんですよw ウフフ)
東洋自由新聞社主、公家です。
その西園寺公望…
ちょうど第一回印象派展が開催された時
フランスに留学中です。
そして、
西園寺公望は後の1919年にヴェルサイユ条約に調印した
フランス首相のジョルジュ・クレマンソーと親友でした。
1874年。
渡仏中の西園寺は同じ下宿にいて随分と急進派クレマンソーのお世話になり
(お世話もし…)
仲がよろしかったようです。
wikiからお借りします。
この写真を撮影したのは、写真家ナダールです。
そう、ナダール。
第一回印象派展が開催されたのは、この写真家ナダールのアトリエでしたよね…。
じゃあ
西園寺公望は第一回印象派展に行ったのか?
これ、間違いなく行ったんではないですかね??
印象派展が開催されることは、当時の美術雑誌に掲載され
話題になっていたようです。
ジャーナルに興味がある好奇心の強い西園寺、そして
クレマンソー(彼もジャーナリスト)。
いえ…それだけでなく
クレマンソーはモネのパトロンでもあり、親しいです。
もっとも、第一回印象派展の頃のモネのパトロンは
エルネスト・オシュデですが(1877年に破産)。
第一回印象派展の来場者は3500人
評論家には叩かれたし、絵はあまり売れなかったらしいですが
それでも革命的な出来事です。
そしてモネといえば住友コレクション。
これを集めた住友友純(ともいと)は西園寺の弟です。
まあ、蒐集は明治半ば過ぎてからですが
縁が深い!
もし西園寺が第一回印象派展を見てたら
日本でモネ「印象・日の出」を見た最初の日本人になる?
…のかならないのか。
「行った」という記述にまだ会えないんですが^^
そうだ、漫画でならモネと合わせてあげられるかもね!