西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

93歳、95歳の先達に学ぶ

2006-01-03 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日のNHKTVの再放送で「人も長持ちモノも長持ち」で愛知県知立市の成瀬 博さん(93歳、現在は94歳)を紹介していた。大正元年の生まれ、高等小学校出、戦後、41歳で自動車整備工場設立、色々あって現在「洗浄機」製作の工場経営、機械に使われることを嫌いパソコンも使わずソロバンである。大企業は、仕事より金なので下請けに入らず、小さいながら独立独歩、金より仕事、と言う。大根洗浄機に始まり700種類のものに対する洗浄機を作っている。ずっと黒字。数年前に奥さんを亡くし、楽しみは社交ダンス、94歳で社長業を娘婿に譲る。これからは社交ダンスやギターの楽しみに生きると言う。
元旦、2日とNHKラジオ深夜便で95歳になろうとしている文化勲章の日野原重明さん(聖路加国際病院理事長、名誉院長)の話も聞いた。京都帝大医学部出。かくしゃくしているが、そろそろ幕引きに入りたいと言っておられる。二人とも見事な人生と思う。少しでもあやかりたいものだ。(写真は、日野原重明さん)

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