今まで、金沢の家について、各列の部屋ごとに述べてきたが、ここでそのやり方を一寸変えさせていただいて、8回にわたり描写した1階座敷の次に、その先の庭とつながる縁側のことを思い出しておきたい。この縁側は、8畳間の座敷の横幅と同じく2間(約3.6m)の横幅(長さ)であり、庭に向かっての幅は半間だったと思う。
床は、細かい幅の木を張り合わせたものだった。天井は座敷側から庭側に小梁が細かく入っていた感じだ。庭に向かって右側の端は両開きの引き戸でトイレの方に抜けれるようになっていた。左端は壁である。庭に向かって「雨戸」があった。「雨戸」と言っても、普通の戸で腰は木だが、あとはガラス戸だった。
私は、小学校に入ったとき、とりあえずここで林檎箱を机として勉強していたのである。庭に向かって左手の端の方で、一番端に祖母用の鏡台が置いてあった。
床は、細かい幅の木を張り合わせたものだった。天井は座敷側から庭側に小梁が細かく入っていた感じだ。庭に向かって右側の端は両開きの引き戸でトイレの方に抜けれるようになっていた。左端は壁である。庭に向かって「雨戸」があった。「雨戸」と言っても、普通の戸で腰は木だが、あとはガラス戸だった。
私は、小学校に入ったとき、とりあえずここで林檎箱を机として勉強していたのである。庭に向かって左手の端の方で、一番端に祖母用の鏡台が置いてあった。
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