西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

金沢の正月一風景

2006-01-05 | 金沢の思い出
金沢は大雪に見舞われている。久しぶりかもしれない。私の子どもの頃、一度だけ2階の窓から出入りした位の大雪があった。その後、大学生で京都にいた時に「三八豪雪」と言われる昭和38年(1963年)の大雪があった。
冬の朝は「雪かき」から始まった。今考えると「重労働」だが、懐かしい思い出である。これは祖父がまだ生きていた私の中3以前と思うが、正月になると、雑煮は角餅であった。澄まし汁で菜を入れた。現在の私の家と同じである。昔、奈良女子大にいた頃、正月に郷里から戻った学生に「どういう雑煮を食べるか」聞いたことがある。地方地方で千差万別であった。雑煮を食べてから町内へ祖父と年賀の挨拶に出かけることもあった。私の家では玄関の三畳の間に「名刺受け」を置いた。年賀で名刺を置いていく場合もあるのである。出初式があるので消防団も挨拶に来た。その時は、一升瓶(酒)を渡したりしていた。(写真は、去年の東根市の出初式風景から借用)

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