*イトキチ作 内藤裕子演出 公式サイトはこちら 中野/劇場HOPE 12日まで (1,2,3,4,5,6) 劇作家イトキチの冠婚葬祭三部作の最終作品は、一家のあるじの四十九日法要をめぐる1時間40分の物語だ。
渡辺家は父親が亡くなって四十九日を迎えたが、母親は法要も納骨もしたくないと言っている。対策を講じるために、また肺がんの手術が終わって退院して間もない母親を案じて、子どもたちが集 . . . 本文を読む
*吉水恭子作 中村暢明演出 公式サイトはこちら スペース雑遊 11日まで (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11) 吉水恭子の作品の過去記事はこちら(1,2 1はJACROW過去記事11に同じ)
本作は平成18年(2006年)7月、長野県で起きた豪雨災害がモチーフになっている。未明に降りはじめた雨が記録的な降水量に達する勢いのなか、町役場に設けられた特別対策室を舞台に、 . . . 本文を読む
*山本タカ作・演出 公式サイトはこちら 吉祥寺シアター 7日まで 大学時代に旗揚げした「声を出すと気持ちいいの会」(1,2,3,4,5,6,7,8,9)を経て、新ユニット・くちびるの会公演(1,2,3)第4弾にして、吉祥寺シアターに進出したことをまずは喜びたい。 本作は江戸川乱歩の「少年探偵シリーズ」がベースになっており、公演チラシのデザインからもノスタルジックななかに、禍々しく危うい空気が伝 . . . 本文を読む
*中島淳彦作 鵜山仁演出 公式サイトはこちら 紀伊國屋サザンシアター 12日まで 6月22日、23日は尼崎市のピッコロシアターでも上演 本作には、30年以上前の「イエスの方舟事件」(Wikipedia)に着想を得て、中島淳彦が書き下ろし、2004年に初演された『プカプカ漂流記』という先行作がある(筆者未見)。今回は、東京オリンピックを間近に控え、高度成長期のただなかにありながら、世間の喧騒から切り . . . 本文を読む
*瀬戸山美咲(ミナモザ)作・演出 綿貫凛プロデュース 公式サイトはこちら 下北沢/シアター711 12日まで 瀬戸山作品の過去記事はこちら→(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24) 大竹野正典は1960年大阪に生まれ、高校卒業後に上京し、映画の専門学校に通うも、唐十郎の紅テントに魅せられて芝居作りの世 . . . 本文を読む