*マーティン・シャーマン作 徐賀世子翻訳 森新太郎演出 公式サイトはこちら 世田谷パブリックシアター 24日まで その後全国を巡演 ナチスドイツによる迫害が次第に強まるなか、1934年6月、血の粛清、いわゆる「長いナイフの夜事件」(Wikipedia)が決行された日の午後、ゲイのカップル・マックス(佐々木蔵之介)とルディ(中島歩)が暮らすアパートに物語ははじまる。国内を逃亡するうち、1936年、遂 . . . 本文を読む
*別役実作 宮田慶子演出 公式サイトはこちら 新国立劇場小劇場 31日まで 昨年はじまった19団体21演目連続上演「別役実フェスティバル」最終演目である。パーキンソン病を患いながら来年齢八十を迎えんとする別役実、堂々の新作書き下ろしだ。タイトルにある通り「かぐや姫伝説」、つまり『竹取物語』を題材にした物語である。
いつごろともわからぬ昔、竹林に暮らす老爺(花王おさむ)と老婆(松金よね子)が心中 . . . 本文を読む
*南出謙吾作 森田あや演出 公式サイトはこちら 新宿眼科画廊・地下 13日で終了(1) AAF戯曲賞、OMS戯曲賞最終選考選出作の『ちゃんとした夕暮れ』と、希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」優秀賞『終わってないし』。南出謙吾の短編戯曲が一挙上演された。 場面の様子や流れは記憶によるもので、正確ではありません。今回ほんとうに自信がない! 『ちゃんとした夕暮れ』 story1:『ちゃんとした夕暮れ』 ど . . . 本文を読む
しむじゃっくは、2008年、「観劇経験のない方でも楽しめる老若男女向けの娯楽作品を提供することを目的として杉山純じ作・演出作品を上演する演劇ユニットとして旗揚げ」した(公式サイトより)。今回のThe Choice of しむじゃっくは、「新進気鋭の若手団体をシャッフルし発展のきっかけを掴んでもらいます。親和性の高い団体を組み合わせお互いの良いところを吸収してもらい、お客様へは低価格チケットを用意し . . . 本文を読む
6月の観劇記事もあと数本残っておりますが、7月の予定をお知らせいたします。*The Choice of しむじゃっくより 岸田國士 『村で一番の栗の木』 昨年出会った劇団のなかで一押しの劇団肋骨蜜柑同好会のフジタタイセイ(1,2)が岸田國士戯曲に挑戦する。出演予定だった杉浦雄介が体調不良で降板のため、フジタが演出とともに出演も担うことになった。*らまのだ2かいめ公演×終わってないし . . . 本文を読む