因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

動物自殺倶楽部第2回公演 『凪の果て』

2022-12-15 | 舞台
*高木登(演劇ユニット鵺的)作 小崎愛美里(フロアトポロジー/演劇ユニット鵺的)演出 公式サイトはこちら 雑遊 18日まで 高木登作品の過去記事→22が動物自殺倶楽部の旗揚げ公演記事(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21+α,22,23)  ステージには椅子が3脚、客席に対して斜めの向きに置かれている。ある . . . 本文を読む
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文学座12月アトリエの会 『文、分、異聞』

2022-12-06 | 舞台
*原田ゆう作 所奏演出 公式サイトはこちら 信濃町/文学座アトリエ 15日まで  タイトルは「ぶんぶんいぶん」と読む。休憩無し、1時間55分。 年初に福田恆存はじめ29名の脱退者を出した1963年(昭和38年)の11月20日、東京・信濃町の文学座では、当時文学座文芸演出部に籍を置いていた三島由紀夫が書き下ろした『喜びの琴』の翌64年の正月公演の是非を巡って議論が紛糾、さらなる分裂の危機を迎えようと . . . 本文を読む
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劇団民藝公演 『モデレート・ソプラノ』 

2022-12-01 | 舞台
*デイヴィッド・ヘア作 丹野郁弓訳・演出 公式サイトはこちら 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 10日終了 デイヴィッド・ヘア作品の観劇歴を振り返ると(記載はいずれも「デヴィッド・ヘア」)『スタッフ・ハプンズ』(2006年 燐光群 坂手洋二演出)、ドラマリーディング『パーマネント・ウェイ』(2008年 同 渡辺美佐子が主演した2005年の観劇のblog記事無し。因幡屋通信22号に劇評記 . . . 本文を読む
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2022年12月の観劇と俳句の予定

2022-12-01 | お知らせ
 11月の宿題がまだ残っているのですが、12月の予定を先にアップします。カレンダーが最後の1枚になると、やらねばならないこと山積なのに、あれもこれもまだだよという焦燥感がいっそう募ります。慌てず落ち着いて一つひとつ大事に。*劇団民藝公演 デイヴィッド・ヘア作 丹野郁弓訳・演出『モデレート・ソプラノ』 デイヴィッド・ヘアのヒット作の本邦初演。1930年代から戦後、そしてまた30年代に戻るという重層的 . . . 本文を読む
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