５/２ BMW５２５iで思うこと

先日、フロント左側、タイヤハウス内インナーを割ってしまった。BMWはタイヤハウス前面にエアスポイラーのように垂れ下がっている部分がある。そこを縁石にヒットさせてしまったのだ。エアスポイラー部分の破損に留まらず、２０ｃｍくらい上まで割れてしまった。New３シリーズではスポイラー部分のみゴム状で柔軟性があり割れそうもないが、割れてもその部分の交換ですむようだ。恐らくこのような破損が多かったための改良策を採ったのだろう。今回の破損はバンパー側とネジ止めされた部分が完全に抜けてしまっており、フロントバンパー全交換でないと治らないようである。しかし、いちいち縁石にヒットでフロントバンパー全交換ではいくらお金があっても間に合わない。弱ったと言う顔していると、サービスの責任者は応急処置で充分だから見栄えさえ気にしなければと、黒いエンビの綴じひものようなもので２箇所、バンパーとインナーをつなぎ止めしてくれた。タイヤハウス内のことなのでこれで充分。無料とのことでBMWのサービススタッフもなかなかだなとあらためて感心した。
これが、長い意味での顧客創造となるのだろう。

スノーモビルではもっとそうかも知れない。スノーモビルは行けなかったところに行ける様にする、登れなかったところに登れるようにする為にあり、できなかったことをできるようにする手段だ。傷つくのは当たり前、壊れるのも想定の範囲内だ。そんななかで、必要最小限の修理で費用を抑えてくれるショップがあるから長くモビラーでいられる。もう顧客を超えた関係なのかも知れない。