まだまだ厳しい陽射しのおばば地方ですが
吹く風には秋を感じられます
夕方洗濯物を取り込もうとベランダに出ると
柵に蝉がとまっているのを見つけました
ヒグラシかな？
鳴きもせず 近寄っても飛び立つこともしない
力尽きて最後の場所に選んだのかしら
土の中で７年
出てきて７日
短いのか 長いのか 蝉の一生
この蝉は地上に出てきて何日目なのでしょう
７日目？
そっと触れてみると
手をあげて
さようなら と言っているように見えました
こんな所で一人で（一匹で）一生を終えないで・・・・・・
もう飛ぶ元気が無いのかな・・・・？
柵から離そうとしたら 夕焼けの空に飛んでいきました
残り僅かな命を 精一杯生きてね・・・・
「せみさんは みじかいいっしょうで かわいそうでしゅね」
「それは仕方のないことやね～ん」
「あたちは せみさんがつちのなかにいるときより
ながくいきられるんでしゅか？」
「何でも食べて ブラッシングも嫌がらずにさせてくれたら
もっと生きられるかもよ～」
「う～ん がんばってみるでしゅ」
おばばと頑張って長生きしようね
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