パンと雑貨のちいさなIPPO 

愛媛県砥部町で、夫婦で手作りの小さなパン屋をしています。

ようこそ断捨離へ 2 完結編

2012年09月24日 | 本と、絵本のお話

  断捨離開始

  まず服から。「こんなんいつ着るん?」と思い切りよく

  ゴミ袋へ 下着類も、「こののびのび何なん?何?

  もとは黒色?灰色になってるや~ん!!」

  「こんなよれよれストッキング誰がはくんよ~!!」

  とまぁ人の物だと思って、惜しげもなくゴミ袋へ。

  人の物バンバン捨てて、ストレス発散してたに違いない!

  とにかく捨てました。大笑いしながら。

  捨てる潔さを覚えてから、ありとあらる物を選別、捨てて

  かなりスッキリ~

スッキリしたら、あるべき物があるべきところに置けるようになりました。

動線もスムーズに こうなれば、改めていらない物がはっきり見えてきます。

今まで持っていたから、というだけで、よくよく考えたら、あきらかにいらない物がたくさんありました。

とっておく物は、その時によって変わるのですね。

これまでは必要だったかもしれないけれど、今は必要ないもの。

すべては変化してゆく。 人も物も、考え方も気持ちも。

断捨離をしながら、心の整理もしていたようです。

ないと困るかも、という不安が、なければないで何とかなる という思いに変わってきました。

それは、なにか重大な事が起こっても、何とかなるさ ということなのです。

夫に言わせれば 「まだまだ断捨離できてないやん」 という感じらしいのですが、

私には、出来たのです。心の整理が。

あなどることなかれ、断捨離の力!

何度も読むとさらに効果UP これって洗脳 いいえ、片付けを通して、自らの力で意識改革をしてゆくのです。

それにしても、物集女ってひどくないですか?

「河内国大鳥郡の百舌(もず)に勢力を持っていた一族が、この地に移り住んだ」というのが由来のようです。

物集女からダンシャリアン(著者の受講生)へ。物に依存しない、自立の第一歩です。

 

写真  「ようこそ断捨離へ モノ・コト・ヒト、そして心の片付け術」 やました ひでこ  宝島社

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ようこそ断捨離へ 1

2012年09月24日 | 本と、絵本のお話

  物集女からダンシャリアンへ

  物集女(もづめ)という言葉を知っていますか?

  まだ独身のある日。 父の運転する車に、家族4人で乗り込んでの

  ドライブ。京都のとある交差点に差しかかった時、標識に

  書かれたこの文字が、4人の目に飛び込んできました。

  「もづめやって~」と、父、母、妹。

  その日から私の名前は、物集女。

  そう、物を集める女、と書いて「もづめ」(これ、地名ですよ) まさに私。

  当時の私は何でも集めておりました。

  きれいな紙箱、紙袋、包装紙、木材…

集めてはため込み、箱の中にはさらに箱、さらに箱。 マトリョーシカみたいに箱が幾重にも。

「こんなに集めたの誰」と我ながら嫌になったことも。 でも、捨てられない。

何重にも重なった箱が、段ボールにぎっしり。段ボールが押し入れにぎっしり。という状態で、ラッピングなら

私におまかせよ軽く100個くらいはへいちゃらよてなもんです。

画材屋で働いていた当時、絵具の空箱、梱包に使われた木材、廃棄の額縁、ありとあらゆるものを持ち帰り、

工作の日々。 作った棚には白くペイントして…楽しかったなぁ

もったいながり屋っていうのかしら、着もしない服を、いつか着るかもとため込み、セールの布切れを

何かに使うかも、と買い込み、クローゼットはいつもパンパン。

そのくせ模様替えは月1回ペースで、出しちゃ入れ出しちゃ入れ、いっこうに片付かず、という感じでした。

結婚して引っ越しが重なり、多少物は選別したものの、集めた雑貨を捨て切れず、プラケースは

雑貨でいっぱい。 新品タオル類も衣装ケース独占という状態に。

それが、昨年の夏、夫のうつの進行と同じくして、「断捨離」が入ってきたのです。

図書館で、断捨離、片付け、収納の本を何度も読み、だんだんに頭と心に浸透…。

よーし!と思い切って片付けを始めました。

でも一度では片付かないし、一人では捨てきれないもので、なかなかはかどりませんでした。

ちょうどその時、妹が夏休みに帰省していたので、手伝ってもらうことにしました。

姉妹ですね~、時期を同じくして、妹も断捨離にはまっていたのです。

                     ( ようこそ断捨離へ 2(完結編) に続く…妹の快進撃やいかに )

写真  「不思議なくらい 心がスーッとする断捨離」 やました ひでこ  王様文庫(三笠書房)

 

コメント (4)
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