こんばんは~
昨日、NHKの「達×達スイッチインタビュー」という番組を見ていました。
宮崎駿監督と作家の半藤一利さんの対談の再放送で、楽しく拝見しておりました
映画「風立ちぬ」の話題と、堀越二郎さんと堀辰夫さん、関東大震災と第二次世界大戦の話題など。
映画も見たし、風立ちぬ(小説)も読んだので、なるほど~なんて聞いておりました。
そのなかで、宮崎監督が「日本は世話をしなくても植物が育ち、木が生い茂る」と言っていました。
そうか、木が生い茂るのはあたりまえではないのですね。
植物が自然に育つ姿をあたりまえだと思っていたけれど、
世界には不毛の大地というものがたしかに存在している…。
日本の気候って、四季折々植物も生きものも姿をかえる、
よくよく考えると、とても豊かな自然に恵まれているんですね
昔、友人とパリに旅行した時、「パリって素敵~」と浮かれておりましたが、
日が経つにつれ、日本も捨てたもんじゃないんじゃないかなって思えてきたのをふと思い出しました。
パリはそこ全体がまさに芸術の都
でもそうなるためには景観の保護のための努力も惜しまない。
日本も、京都や奈良の古い建造物は他にはない代物。
沖縄や北海道、もちろん本州も愛媛にも、豊かな自然がたくさんあって…。
なんで持っている物をもっと大切にしないのかな?
私がもしパリジェンヌなら、きっと日本に旅行に行くに違いないと思ったのでした。
「あまちゃん」終わってしまいましたが、宮藤監督も、「東京もいいけど、北三陸(地元)も
捨てたもんじゃないよね」ってテーマを込めたとか…。
大切な物って、案外目の前にあったりするのかな
コーヒーのジョージアのCMで、歩きスマホの若者に、トミーリー・ジョーンズが
「(スマホで)世界は見えていても目の前は見えていない」と言うのがあるようで、
目の前にあるものをちゃんと見よう なんか共通してるのかな。
これを聞いて以来、歩きスマホさん見ると笑えます
大切な物って目には見えないと言いますが、しっかりと足元を見て、
残されている大切な物を守っていけたらいいですね