パンと雑貨のちいさなIPPO 

愛媛県砥部町で、夫婦で手作りの小さなパン屋をしています。

絵の話2

2018年01月28日 | 日々のできごと

こんにちは

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます

お店にもご来店ありがとうございます

絵の話続き、書きます。

パンとはあまり関係のない私事ですみませ~ん

 

絵の教室で、サーファーみたいな先生に絵を習う事になった私。

先生のアドバイスは、「ここをこうしてみたら?」とか、

「これはない方がいいんじゃないの?」とか、簡単な事でしたが、

実際そうしてみると絵がうんとよくなるので、自分で言うのもなんですが、

多分、どんどんいい絵が描けるようになっていきました。

打てば響く鐘

のような成長、だったに違いない

お店のイベントで、紙ものの小物を作ってくれている、

若いIさん(2月イラスト原画展します)が、新作を持ってくるたびに、

当時の自分と少しかぶって、持っている力に感動します。

きっと先生も、こんなふうに思っていたのかも。

 

絵を描くのは、結構孤独な作業なので、

こうしていろんな方面からエネルギーをもらうのは

多分大切。

若い時は勢いがあるので、気がつかなかったけれど、

自分が先生と同じように年を重ねて、若い子を見る側の立場に

立った時、勢いを持って描いている姿に、

磨けば光る原石に出会ったような、ワクワクする気分になります。

それで、こちらもさらに「がんばろう」って気になります。

 

個展をしてみる?という話になって、

「個展なんて、なんとか会でうんと年とって、なくなってからやるもんじゃないの~?」

(それは遺作展

と思っていたので、びっくり

でも先生が、「私がバックアップします」と言ってくれた時の

あの心強さは、本当に安心感たっぷりで、嬉しかった

 

最初の個展を皮切りに、毎年1回、姫路や大阪、京都で個展をして、

20代は本当に楽しかった~

いろんなことを教えてもらって、たくさん描いて。

だから、あの時教えてもらったことや、与えてもらったチャンスを、

今度は私が、若い作家さんにわけてあげれたら…と

思うわけです。

(おこがましいすみません

 

お店の壁に素敵な作品が並びます。

大学1年生のもけけちゃんが写真サークルで頑張っていて、

学祭で写真展を見て、その話から撮った写真をくれたので、思いついた

お店での写真展の企画。

そこからの流れで、Iさんの作品もいいじゃんに発展。

で、さらに別の企画も思いついて…

 

私も去年くらいから再び絵を描き始めて、アイデアも湧いてきて、

一気に「絵」ワールドに花が咲きそう

「絵」の事から、お店での新しいアイデアも湧いてきて、

ウキウキ

ただ時間がないのが悩み。

時間がなくて、自分の絵はなかなか描けない。

雑貨も作りたいし。

でもやる

 

で、先生とはどうなったかというと、

今でもいい関係。

なかなか会うことは出来ないけれど。

教室では、だんだん先生の言う事しかできなくなってきて、

と言うのは、パブロフの犬みたいに、「こうした方がいいかな?」と

思っていても、先生に「こうしたら?」と言われると、

自分がどうしたかったのか分からなくなって、最終的にとても混乱してしまって

続けていけなくなったのでした

 

絵を描く作業と言うのは、自分の心の奥深~くを自分でも分からないような

心の中を探っていくような作業なので、先生とのその共同作業は、

なんとも複雑な作業でした。

でも楽しかった

「絵」の世界は私が「魚」だったら「水」みたいなところ。

お店で絵の話が出来るのが本当に嬉しい

もちろん、絵の話以外でも、話なんかしなくても、

イッポに来てくださるお客様はみんな素敵

 

お店をしたらきっと時間がなくなるから、

「絵」からも遠く離れると思っていました。

でも、逆に近かった。

いろんな人とも出会えるし、これからも頑張りま~す

いろんなハッピーをお届けできるように

 

10年目突入のIPPO。

ますますパワー発揮しないとね

がんばれ私がんばれ夫

 

これからもよろしくおねがいしま~す

 

なんのこっちゃ~な話に長々お付き合いいただき、

ありがとうございました~

 

 

 

コメント (2)
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