「レインボーブリッジを歩いて渡ることが出来る」
歩くことができるというのが会社で話題になったのは、恐らく震災の後の頃でしょうか。その時は、「いつか行ってみてもいいかなぁ」と思ったかと思いますが、、そんなことを実行する機会も無く、いつしか思いは記憶と共に忘却の彼方へ消えていったはずでした。しかし、本当にきっかけは何となくだったのですが、たまたま空いた時間にふとそんなことが思い出されたため、折角の機会かと歩いてみることにしたのでした。
ただ、首都高で何度も通っていながら、レインボーブリッジがどこを繋げているのか、自分の人生に甚だ関係のない情報のため、正確な位置を知りませんでした。確か、「ゆりかもめ」は新橋駅からスタートしているので、新橋からゆりかもめに沿って歩けば着くのではないかと行ってみたのですが、歩くとなるとかなり遠いことが判明。「ゆりかもめ」を使って近くまで行っても良かったのですが、歩いて渡るだけというのも、なんとなく良いとこどりだけしている気分になったため再検討。田町駅辺りが一番近いと分かったため、ようやくスタート地点が決まりました。
だから、いつも事前に考えてから行けばいいのに・・・やれやれ。
そして、田町駅。
仕事で反対出口しか使ったことが殆ど無いため、こちらがこんなにベイエリア風な感じになっているとは、知りませんでした。
錨やカモメなど海っぽいオブジェがそこかしこにあります。そして、渡る橋は、レインボーを意識した配色が見られていますから、この道がレインボーブリッジに繋がっているのは、間違ってはいないようです。
こちらが田町駅
休みの日というのもあるのでしょうが、反対側の社会人や学生が溢れる都会とは異なり
ちょっと落ち着いた感じです
海側をイメージしてか、こういった意匠があちこちにありました
ベンチは船の形ですね
そして橋はレインボー
カルガモプロジェクト
ここからは、休憩場所や巣などが見当たりませんでした
そして遠くにレインボーブリッジの姿見えてきました
欄干も七色に色分けされていて、何だかオサレ
周囲に新興マンションなどが多く建てられていることが理由かもしれませんね
入口への誘導が見えてきました
田町駅から15分ほど、思っていたよりも近かったです
遊歩道の入口を発見
それにしても、橋脚が大きいです
こちらが芝浦口の入り口
正式名称は「レインボープロムナード」・・・というのは、先ほど調べて知りました(えっ
自転車も通行可能ですが、貸し出し台車に乗せて手押しが必須、走り抜けることは出来ません
意外に制御が難しいらしく、段差などではこのような感じで回ってしまったり・・・
芝浦口からは、エレベーターで昇るようですが、ノールルートとサウスルートの2つのコースに分かれています。
要するに、橋の右端か左端のどちらかを歩いていくかということのようです。説明によると、自転車はサウスルートのみとなっていたため、ノースルートを選択します。ゆっくり歩きたいですからね。
まずはエレベータで一気に橋の上に上ります
橋の上からは広がる都会の景色が見られ・・・あれ?
・・・なんかイメージと違うんですけど
歩道のすぐ隣には、道路が走っていました。首都高かと思っていたのですが、一般道のようです。って、一般道も通っていたのですね。いやはや知りませんでした。そのまた隣には、ゆりかもめが走っていて、通過する時に乗客に見られたりしています。
橋の上を歩くということで、もっと解放感があるのかと思っていましたが、予想よりも普通の道路脇を歩く感じになっていました。しばらく歩くと、排気ガスがこもっているのか、喉がいがらっぽい感じで痛くなってきたように思えます。ジョギングの人がマスクをしているのは、そういった理由だったのですね。爽やかな風を受けて、スカイウォークなんていうイメージを想像していたのとは、どうも違う感じです。
そうそう、自転車が来ないかと思ってノースコースを選んだのですが、一方通行にしている意味を理解していませんでした。同じ方向で歩くことは無いのですが、前方・・・そう反対側から自転車が来るのを見てようやく片側通行にしている理由を理解したのでした。これなら、同じ方向の方が良かったかもしれません。
橋の真ん中がゆりかもめが走ります
見られるのは、嬉しいようなちょっと恥ずかしいです
橋脚部分は、ベンチと観覧スペースになっています
そうそう、こういった場所を想定してたんですよ
晴海方面からスカイツリーもしっかり見えます
あちらは都心方面
東京タワーの存在感は、いいですね
なるほど、上が首都高速なのですね
台場→ ←芝浦 の境目でしょうか
下り坂に入ってくると、ようやく柵も低くなり、開放的になってきました
ジョギングやウォーキングをする出で立ちの方が多いのは、最近の健康に気を使う方々が増えたためですかね
通路ですので何もありませんので、事前準備は怠らないように
視界が開けてきたため、カーブを描く巨大な橋が一望出来ました
非常に絵になります
ここまで来ると普通の橋の上を歩いてる感じ
お台場に近付いた所で、一度も交わらなかった南北コースが行き来できる通路がありました
こちら側は、お台場海浜公園のようです
すっかりお台場のシンボルとなった、丸いオブジェが見えています
海浜公園を見ながらノースルートを歩いていきます
終点ももう直ぐですね
そしてこちらが終点の台場口の入口です
想定よりは短めでした
お台場の方は、特にエレベーターもなく下りきった先が終点となっていました。着いた先がちょうどお台場海浜公園となっていますから、続けて別の観光するには、いいコースです。その後も、豊洲界隈まで歩いてみましたが、まぁ省略します・・・。
オサレスポットよりも、お台場の名前の由来にもなった緑の異物の方が気になります
ペリーの黒船来航に備え東京湾上に作られた砲台の跡地
その第三台場が台場公園となっています
三等三角点を発見
なんでしょうか、三角点を見つけると嬉しくなってしまうんですよね・・・
真ん中はくぼ地になっていて、綺麗な芝生が広がっています
周囲の道は、何故かこのような細い一本道
何となく冒険心を掻き立てられるというか、ワクワクしてしまいます
史跡としての名称は「品川台場」
しかし、この石碑、妙な場所に建っていました
あちらが同じく現存する台場:第六台場
現在は立ち入り禁止場所
砲台跡なども残っています
といってもレプリカですが・・・
こちらのウォーキングコースですが、夜までやっていますから、帰りも歩いてみました。
お台場海浜公園では、屋形船が公園の湾内で停泊していますが、中から盛り上がる外国人の歓声を聞くと、大変楽しまれているようで嬉しいです。
夜になるにつれて、屋形船が湾内に集結していきます
4~10月までは、終了時間は21時まで
夜景を見るには丁度良いかもしれませんね
ライトアップもされてきました
どちらのコースにするか悩みましたが、夜景はやはりビル街に限ると、同じ方向を選択
少しずつ暗くなる空が良い具合で、ぶらぶら歩きもいいものだと実感
屋形船が続々と出航
あれは、夜景の時間を狙って待っていたのですね
そして歩いているうちにライトアップも進んでいきました
歩くだけでしたが、楽しいイベントとなりました
そして道を間違えて・・・終了は浜松町となりました
脛が痛くなってしまうくらい歩いてしまいました・・・
レインボープロムナード
東京都港区
東京都港区
季節的には、もう少し涼しい頃が良いかと思いますが、無料のイベントいかがですか?
営業時間:4~10月 9:00~21:00、11~3月 10:00~18:00(最終入場は30分前まで)
料金 :無料
定休日 :毎月第3月曜日・強風の日などは通行不可
最寄駅 :芝浦口 ゆりかもめ 芝浦ふ頭駅 5分、JR 田町駅 15分
台場口 ゆりかもめ お台場海浜公園駅 15分
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